ketchup mania、『F・L・A・G』リリース大特集 INTERVIEW
DAI:そもそも“このバンドを組んだ時にやりたかったこと”が、そのまま出ている曲じゃないですかね。でもこの曲が頭に来たお蔭で、このアルバムを通じて僕らが“どう思われたいか?”ってことが、ちゃんと伝わったと思うんですけど。
HIRO:そうですね。これぞketchup maniaというか、そんな曲ですからね。スピ-ドもあるし、トリッキィな感じもあるし。この曲をアルバムの前にシングルとして出せたことで、ひとつの基本ていうか、それが出来た気はしてました。
DAI:前半戦はketchup maniaらしい、スピ-ド感があってヘヴィなものを持ってきたいな、とは思ってました。実はそれ、メンバ-4人の共通意識でもあったんです。サウンド的にも攻撃的というか、だから曲間なんかも、スピ-ド重視で“詰めて並べたいね”って言ってましたし。
HIRO:さっきYOSEI君が“進化”って言いましたけど、まずは私達の“変えずに残しておきたい”とこを前半に出して、でも後半に行くに従って、まさに“進化”っていうか、今は色々なスタイルの曲ができるようにもなってますし、“こんな引き出しも増えました”というとこを見せたかったですから。私は歌詞の面でも1曲目の“LOST”にはこのアルバムの様々な部分が散りばめられていると思ってます。なので最初に聴いてもらうのにピッタリだと思うし、そして最後の「COME ON!!!」で、アルバム全体がシマるんです。すごくいい並びになったと思います(笑)。
WANI:僕も最後の「COME ON!!!」は、とても気に入ってます。あの歌のなかに、“この歌に嘘はないから”って歌詞があるんですけど、それはアルバム全体に言えることだと思いますからね。そこには俺達、ketchupのすべてが出てると思います。だからこそ、最後にこの曲がアルバム全体を上手くまとめてるのかなぁって。
DAI:さっき共通意識って言葉を使ったんですけど、メンバ-間の“こういうものを見せていこう”という想い、そのシンクロ率がとても高くなってきてると思います。それこそが僕らの“進化”でもあるんだろうし…。7曲目に「PING- PONG」て曲があるんですけど、これなんか本当にHIROちゃんのボ-カルと僕らの演奏が両極端のことやりつつも成立できてる。で、レコ-ディングもそうだけど、ライヴでは、さらにそれを感じます。以前はそれぞれが自分のことだけバラバラにやってるような時期もあったんですけど、今はパフォ-マンス含め、“どのように見せるか?”が分かってきている。その意識がぜんぜん高くなってます。
HIRO:前は演奏してても、それぞれがバラバラなことやってた時期もあったんですけど、今はメンバ-同士で話す時間が増えたし、何かあると、普段の生活のなかでも機会を作って話すようになったんです。その結果、より分かり合えてる。もちろん、アメリカ回っている時も、色々なこと話しましたし、絆が深まったし…。
この記事の関連情報
ムラマサ☆、midnightPumpkin、少年カミカゼ、ketchup mania、ホイフェスタ、CHERRYBLOSSOMが再集結、シャッフルバンド“AVENGERZ!!”で東阪ライブ開催
KiLLKiLLS、なにやら危険なバンドが堂々のデビュー
ケチャップマニア、解散が決定
ketchup mania、ハードでポップなとびっきりのロック・アルバム『F・L・A・G』リリース大特集
ketchup mania、結婚願望キュート・ポップ最新シングル「PLEASE! MARRY! ME!!」リリース特集
ketchup mania、<SXSW Japan Nite>ライブレポ
ketchup mania最新シングル「PLEASE! MARRY! ME!!」特集インタビュー
ketchup mania、浮気心やスレ違い、理想と現実をハードにヘヴィにファストに、そしてキュートに歌う「BAD! BAD! BAD!」特集
ketchup mania、「BAD! BAD! BAD!」特集内インタビュー