ketchup mania、『F・L・A・G』リリース大特集 INTERVIEW
HIRO:今のketchup maniaをすべて注ぎ込もうって想いがありましたね。でも、それは4人全員が想ってたことですし、実際、全力を出し切りましたし、自分達でも誇りを持てる、そんな一枚になったんじゃないかなって思います。
YOSEI:ただ、最初から“F・L・A・G”というテ-マがあったわけではないんですけど、昨年の『U・R・G・E』『L・O・V・E』から数えて三作目ということもあって、大きな意味での目標として“進化”というのは思ってました。“進化”って、個々のプレイがよくなるのもモチロンですし、もともと俺らが持っていた良さも、一段上のレベルへと上がっていくという、そんな意味もあるんですけどね。
WANI:その2枚のアルバムを通じて経験してきたことも生かしたかったですし、あと、今、自分たちがやりたいこともふんだんに盛り込みたかったんですよ。演奏の部分では、自分たちならではのヘヴィなサウンドを、より際だたせたいな、というのはありました。
YOSEI:タイトルが決まったのは本当に最後の方です。それこそミックスとか、そのあたりだったし…。
DAI:その方が相応しいタイトルもつけられる気がしてたのもあるんですけどね。最初にタイトルつけて、そこに向ってという、そんなやりかたにもいい面があるんでしょうけど。
DAI:ホント、そう(笑)。だから今回は“後づけ”だからこそ良かった気はしてますけど。
DAI:もちろん作ってる時から、アメリカでライヴをやることは決まっていたし、プライドを持って、『F・L・A・G』という旗を持ってアメリカに乗り込もうぜという、その意味ではリンクしてるとは思うんですよね。そう、確かにそれは、みんなで話してた。ある種、“日本代表”的な意識は(笑)。
WANI:まったくその通り(笑)。
YOSEI:僕は、“後悔しないように”って思ってました。アメリカに行くっていうのもありつつ、世界に出しても恥ずかしくないものっていう…。まぁ“後悔しない”というのは、毎回想っていることではあるんですけど。
DAI:レコ-ディング自体は、昨年の11月ぐらいから3回に分けてやったんですよ。プリプロなんかもやりつつ、本番のレコ-ディングでさらに見直したり、そうやってひとつづつ、ブラッシュアップしながら作っていった感じはありました。
HIRO:最初に何曲かやってみて、その中から“この曲いいね”って思うのだけ残して、二回目のレコ-ディングまでに新たに作ったり、その間に“やっぱりこれ、入れた方がいいんじゃない?”みたいなのが出てきたりもしたし、作ってる途中だったものが三回目のレコ-ディングには間に合って、そのまま完成したりとか…。
HIRO:でも、ホント、そんな感じです(笑)。そうやって、少しづつアルバムの曲が集まっていったんですけど。
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