エイミーの007テーマ・ソング、お蔵入り?

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エイミー・ワインハウスが制作を開始した007映画のテーマ・ソングが、はやくもお蔵入りになったようだ。映画プロダクション側の決断ではなく、エイミーが決めたことらしい。プロデューサーによると、彼女は現在、新しい音楽を作れる状態ではないという。

先日、「007のテーマらしいデモができた」と話していたプロデューサーのマーク・ロンソンだが、実際レコーディングに入ってみると、エイミーにその準備ができていないことに気づいたそうだ。彼はSky Newsにこう話している。「ないと思うね。奇跡が起きない限り。やってみたけど、完成できなかったってことだよ」

007のほかにニュー・アルバムの制作もスタートしたといわれていたが、こちらのほうも中断しているらしい。ロンソンは「ちょっと試してみたけど、(エイミーは)音楽を作る準備ができているのかわからない」と話している。

一方、エイミーのスポークスマンは、制作が中止されたのはロンソンの用意した曲をエイミーが気に入らなかったからだと説明している。「マークが曲を持ってきましたが、エイミーはその方向性に別の意見を持っていたのです。音楽に関しては、彼女はいつも自分で決断を下します。当然のこと、こういったことは制作過程においてアーティストとプロデューサーの間で起こるものであり、彼らがこれからも一緒に素晴らしい音楽を作り続けていくのは間違いありません」

暴行容疑で取調べを受けたり、ご主人と別離/新しい恋の噂が流れるなど、まだプライベート・ライフが混乱状態らしいエイミー。残念ながら、音楽に専念できるのはもう少し先のことかもしれない。

Ako Suzuki, London
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