スラッシュ、スコットを無視し続けていた

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ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのフロントマン、スコット・ウェイランドが先日バンドを脱退したが、脱退間際、バンド・メイトのスラッシュは彼を無視し続けていたという。ウェイランドは脱退が発表される数日前に行なわれたグラスゴー公演で突然“バンド解散”宣言をしたが、このUKツアーの最中、ほかのメンバーはほとんど彼と言葉を交わしていなかったそうだ。

Dotmusicによると、スラッシュはこう話している。「基本的に、俺らは奴とひと言も言葉を交わしてなかった。UKツアー中、関係ねえって感じでずっと無視し続けてたのさ。何回かステージの周りで口論になったことがあるが、それ以外、誰も奴とは話をしてなかった」
「奴はかなり居心地悪かったんじゃないかと思う。面白くなかったのは確かだ。で、グラスゴーで“バンドは終わった”って宣言したんだ。俺らは“お前にはビックリすることを用意してるからな”って感じだったよ」

この話から推測するに、ウェイランドとほかのメンバーとの間にはかなり前から深い亀裂があったのだろう。グラスゴーでのウェイランドの言動はファンにとってもメンバーにとっても唐突だったが、ここでウェイランドの堪忍袋の緒が切れたのかもしれない。

ヴェルヴェット・リヴォルヴァーを脱退したウェイランドは休む間もなく、古巣のストーン・テンプル・パイロッツの再活動をスタートする。

Ako Suzuki, London
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