ミューズ、ラッパーとのコラボに意欲的

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ミューズは、UKのラッパー、ザ・ストリーツとコラボしたいと考えている。彼らのロック・サウンドとヒップホップをミックスすることで、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの英国ヴァージョンを作ってみたいそうだ。

フロントマンのマット・ベラミーはBBC 6ミュージックにこう話している。「マイク・スキナー(ザ・ストリーツ)と何かしたいって思ってるんだ。まだ、彼には話してないけどね。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンへのイギリスからの回答ってものをやってみたいんだ。ロンドン・ラップ・ロックってとこかな。ま、ワン・オフでね。面白そうだろ!」

4thアルバム『Black Hole And Revelations』をリリースして早くも2年近くが経つ。ニュー・アルバムとまでいかずとも、新曲の制作は考えているようだ。今年数少ないギグの1つ、Vフェスティヴァルでのパフォーマンスでは新曲を披露する計画もあるそうだ。「1,2曲、何か新しいものがプレイできればって思ってるよ。シングルになるかどうかはわからないけど、新曲を披露したいって思ってる」

また、バンドは新しくイタリアにスタジオを持ったため、曲作り/レコーディングにはこれまでと違いじっくり取り組むことができるという。「イタリアにスタジオを作ったんだ。それに、(故郷の)デボンにはリハーサル・ルームがある。この2ヶ所を行き来することになるんじゃないかな」「楽しみにしてるんだ。自分たちでレコーディングできるし、実験する時間も増やせる。これまでは時間がなくてできなかったことに挑戦できるよ。ほら、いままでは2週間スタジオを予約したら、それしかなかっただろ。でも、これからは1年だってスタジオを使い続けられるんだ。そういう自由を持てて嬉しいよ」

ラッパーとのコラボ、自分たちのスタジオ……、これらの話を組み合わせると、ミューズのサウンドはまた別の方向に進んでいきそうだ。

Ako Suzuki, London
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