スライ&ロビー、『アニバーサリー』ダイジェスト試聴
レゲエ・シーンはもとより、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、スティング、サンタナといったトップ・アーティストとのコラボレーションなどをはじめ、その素晴らしき音楽活動で、数多の音楽シーンに大きな影響を与えるスライ&ロビー。その彼ら率いるレーベル“タクシー・レコード”の27年の歴史を1枚に凝縮したアルバムが、3月19日に発売される。
レゲエ界に残してきた素晴らしい経歴から様々な呼び名を持つ彼らだが、そのひとつに“リディム・ツインズ”がある。レゲエの世界では当たり前のように使われるこの“リディム(RIDDIM)”とは、英語の“リズム(RYTHEM)”が変化したパトワ語(ジャマイカ語)で、ヴォーカル抜きの音楽である“インストゥルメンタル”を意味し、“ヴァージョン(VERSION)”とも呼ばれるもの。
アーティストは皆このリディムに乗って歌うわけだが、同じリディムに乗って何人ものアーティストが歌うのがダンスホール・レゲエの特徴であり、大きな魅力のひとつといえるところ。当然、人気のあるリディムは時を経て何度もリメイクされ、新たな命が吹き込まれ再び時代の潮流を作り出したりもする。そんなリディム作りの天才2人組を称して、スライ&ロビーは“リディム・ツインズ”と呼ばれているのだ。
3月19日発売の『アニバーサリー』こそ、そんなスラロビらしく半分以上がインスト曲であり、近年のダンスホール・レゲエのアルバムにしては珍しい、ミュージシャン側から発信される作品と言えるもの。80年代、90年代のヒット曲から近年のヒット曲までが収録されている、まさしくベスト盤的内容となっている。レゲエ・ファンならずとも、音楽を愛するオーディエンスには広く触れて欲しいものだ。
◆『アニバーサリー』ダイジェスト試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000021484
レゲエ界に残してきた素晴らしい経歴から様々な呼び名を持つ彼らだが、そのひとつに“リディム・ツインズ”がある。レゲエの世界では当たり前のように使われるこの“リディム(RIDDIM)”とは、英語の“リズム(RYTHEM)”が変化したパトワ語(ジャマイカ語)で、ヴォーカル抜きの音楽である“インストゥルメンタル”を意味し、“ヴァージョン(VERSION)”とも呼ばれるもの。
アーティストは皆このリディムに乗って歌うわけだが、同じリディムに乗って何人ものアーティストが歌うのがダンスホール・レゲエの特徴であり、大きな魅力のひとつといえるところ。当然、人気のあるリディムは時を経て何度もリメイクされ、新たな命が吹き込まれ再び時代の潮流を作り出したりもする。そんなリディム作りの天才2人組を称して、スライ&ロビーは“リディム・ツインズ”と呼ばれているのだ。
3月19日発売の『アニバーサリー』こそ、そんなスラロビらしく半分以上がインスト曲であり、近年のダンスホール・レゲエのアルバムにしては珍しい、ミュージシャン側から発信される作品と言えるもの。80年代、90年代のヒット曲から近年のヒット曲までが収録されている、まさしくベスト盤的内容となっている。レゲエ・ファンならずとも、音楽を愛するオーディエンスには広く触れて欲しいものだ。
◆『アニバーサリー』ダイジェスト試聴
https://www.barks.jp/listen/?id=1000021484
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