エナミー、またもやA・モンキーズへの不満をもらす

アークティック・モンキーズは“キレ”がなくなったと話していたジ・エナミーのフロントマン、トム・クラークが、またもや彼らへの不満を口にした。今回は、ブリット・アワーズやNMEアワーズでアークティック・モンキーズが多くの賞を受賞したことに文句があるらしい。

クラークは、アークティック・モンキーズが今年のNMEアワーズで最多の７部門にノミネートされたとき「勝つだろうよ。彼らはいつだってそうだ。何にだってノミネートされるんだ。その価値があるかどうかは別問題だけど」と話していた。その通り、アークティックスはブリットで２部門、NMEで３部門と両アワーズで今年最多のアワードを手に入れた。

予想は当たったものの、クラークは「ガッカリ」したそうだ。『Daily Mirror』紙にこう話している。「ブリットもほかのアワーズも腰抜けだって証拠だよ。アークティック・モンキーズがいっぱい受賞してガッカリしたぜ。彼らが勝ったのは、上の奴らがそうしときゃ誰からも文句は言われねえって思ったからだろ。アワーズは、アークティック・モンキーズ・ショウになっちまった」「彼らはいいアルバムを１枚、平均的なものを１枚作った。でも、今年は何も特別なことはしてないだろ」

ジ・エネミーは、NMEアワーズでは新人賞を受賞したものの、ブリット・アワーズではゼロ。負け犬の遠吠えか、正論か？

Ako Suzuki, London