カニエ、整形手術後の合併症により最愛の母親を失う

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カニエ・ウェストの母親ドンダ・ウェストが週末(11月10日)、整形手術後、引き起こされた合併症により亡くなった。58歳だった。

カニエが3歳のとき夫が家を出て行ってしまったため、ドンダは1人で息子を育て上げた。そのため母子の絆は強く、カニエは'05年にリリースされた2ndアルバム『Late Registration』の中で「Hey Mama」というトラックを彼女に捧げている。ドンダは'04年までシカゴ州立大学に英語の教授として勤めた後、カニエのマネージャーへ転向、息子を支え続けた。最近では『Raising Kanye: Life Lessons From The Mother Of A Hip-Hop Superstar』という本を出版している。

BBCによると、ドンダのスポークスマンが、ドンダが整形手術で引き起こされた合併症により亡くなったことを発表したという。それ以上の詳細は明らかにされておらず、カニエのスポークスマンは「(カニエは)悲しみに暮れており、プライバシーを尊重して欲しい」とコメントしている。

この悲報は、カニエにとって全く予期していなかったもののようだ。NME.COMによると、彼はロンドンに到着してすぐにこのニュースを知り、直ちにLAへ引き返したという。

また、ジェイ・Zが日曜日(11月11日)ニューヨークで行なわれたコンサートの最中、黙祷を捧げ友人の母の死を偲んだそうだ。彼は「少しの間、マジになろう。このショウは、家族を亡くしたカニエ・ウェストに捧げる。お前には俺たちがついている、カニエ、強くいてくれ」と話したという。

Ako Suzuki, London
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