2011年にやってくる“アレ”対応の…
我々の生活に関わる、2011年に起こる大きな出来事といえば、iPod発売10周年。10周年記念モデルの登場が待ち遠しい限りだ。
…そうではない。確かにiPod10周年は大きな出来事になりそうだが、そうではなくて、もちろん、2011年8月15日の本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星最接近という話題も大きな出来事だが、それも違う。
「地上アナログテレビ放送の終了」だ。
というわけで、今テレビを買い換えるなら、地デジチューナー内蔵モデル。もっとも、あと約4年もあるわけで、“今買い換えたって4年の間に壊れるんじゃないの? てか1年で壊れるんじゃないの?”とか思ったりもするのだが、いずれにせよ、地デジチューナーは必須だ。
というわけで、業界初となる、地デジチューナー内蔵液晶ディスプレイが登場した。
アイ・オー・データ機器の「LCD-DTV191XBR」は19インチのワイドディスプレイ。通常のディスプレイとしての利用のほか、同社開発の地デジチューナーが内蔵されており、ディスプレイにアンテナをつなぐだけで地上デジタル放送が楽しめる。もちろん、通常のテレビのようにリモコンなども付属。さらに、外部入力端子としてD4端子、S端子なども搭載されている。ということは、つまり、2011年以降はこのディスプレイさえあれば、パソコンはもちろん、ゲーム機もDVDプレイヤーも、ビデオデッキも全部つなぐことができるということになり、特にワンルームに住む一人暮らしの若者にとっては “映像はすべてこのディスプレイで観る” という、なんだか製品のキャッチコピーのような生活が送れることになるだろう。
もっとも、パソコンと接続するのがアナログRGBのみで、デジタル接続ではない(DVI端子がない)というのはどうなのか、という気がしないでもない、が。
実売は、5万4800円前後。
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