ザ・ヴァーヴ、不朽の名曲で再結成ツアーに恐れなし

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間もなく再結成ツアーをスタートするザ・ヴァーヴは、10年経ったいまでも、時代を超越した自分たちの音楽に違和感を覚えることがなく、パフォーマンスするのを楽しみにしているそうだ。ファンが期待するように「いいコンサートになる」と保証してくれた。

フロントマンのリチャード・アシュクロフトは、BBCのデジタル・ラジオ局6ミュージックでこう語っている。「リリック面で、昔作った曲に違和感を覚えることがあるだろ。俺にとってはリリック的に相応しいものじゃなきゃダメだし、他のメンバーにとっては音楽的に正しいものじゃなきゃダメだ。ラッキーなことに、俺たちは時代を超越した曲をいくつも書いてる。(再結成することに)恐れはないよ。いいコンサートになるはずだ」

再結成することで、評価が再認識されている彼ら。先週発表されたQアワーズでは、'97年にリリースされた『Urban Hymns』がクラシック・アルバム・アワーズを受賞。授賞式には、再結成するオリジナル・メンバー4人全員が出席し、家族に感謝の言葉を述べた。アシュクロフトはバンド内には「もう争いはない。許しと愛、そして平和があるのみだ」と話している。

待望の再結成ツアーは、11月2日にグラスゴーからスタート。12月にはアリーナ・ツアーも行なう。

Ako Suzuki, London
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