コートニー「カートはデイヴを嫌ってた」

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コートニー・ラヴが、元ニルヴァーナのドラマーで現フー・ファイターズのフロントマン、デイヴ・グロールに食ってかかった。フー・ファイターズのニュー・アルバム『Echoes, Silence, Patience & Grace』に収録されたトラック「Let It Die」は、コートニーと故カート・コバーンの関係を歌ったものだといわれているが、これが彼女の癇に障ったようだ。

何を言えば相手が一番傷つくか熟知している彼女は、MySpaceに以下のようなメッセージを掲載した。「あのドラマーのことだけど、そう、彼って私に年中、いちゃもんつけてるでしょ。私に対して、ホントにホントに矛盾した考えを持ってるわけ。だからこそ、“他の誰より”も私のことが“嫌いだ”って歌にし続けてんのよ。カートは、“彼”のことを誰よりも嫌ってたわ(ジャーナリスト以外でね)。彼の遺言には、グロールはもうニルヴァーナのメンバーじゃないって補足されてたのよ」

「デイヴはこのこと知ってんのよ。それで私に八つ当たりしてるの! ちょっと、(ニルヴァーナは)私のバンドじゃないし、私のアイディアでもないのよ!」

否定も肯定もできない故人の話を持ち出すのは卑怯だが、ニルヴァーナやコバーンに対し複雑な想いを抱いているグロールをノックアウトするには、この上なく効果的な一撃になっただろう。

フィー・ファイターズの6枚目のスタジオ・アルバム『Echoes, Silence, Patience & Grace』は、今週、初登場で英アルバム・チャートのトップを飾った。

Ako Suzuki, London
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