山崎まさよし、エルトン、プリプリ、聖子らをカヴァー

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シンガー・ソングライターの山崎まさよしが、10月31日に洋楽と邦楽のカヴァー・アルバムを2枚同時発売することがわかった。

洋楽カヴァー盤『COVER ALL YO!』には、エルトン・ジョンの「ユア・ソング(邦題:僕の歌は君の歌)」のほか、スティービー・ワンダーの「Superstition(邦題:迷信)」、ビル・ウィザースの「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」、ザ・モンキーズの「デイドリーム・ビリーバー」などのカヴァーが収録される。日本人サルサ・バンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスがレコーディングに参加した「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」は、サルサ・アレンジになっているという。

そして邦楽カヴァー盤『COVER ALL HO!』では、プリンセスプリンセスの「M」や松田聖子の「Sweet Memories」など、女性アーティストのカヴァーにも挑戦。また、今年の7月に発売された作曲家・筒美京平氏のトリビュート・アルバム『the popular music』に収録した堺正章の「さらば恋人」も、モータウンサウンド調アレンジで再収録する。

山崎がカヴァー・アルバムを発売するのは、1995年のデビュー以来、今回が初めて。カヴァー・アルバムを制作することになったきっかけについては、CM曲としてザ・モンキーズの「デイドリーム・ビリーバー」を歌唱依頼されたことや、筒美京平トリビュート・アルバムへの参加に声を掛けられたことから、「自分のオリジナル楽曲とは違う動きや要望が最近多く、スタッフからの提案を切っ掛けに、この機会を生かしてみようかと思いました」と話している。

既に完成している楽曲をカヴァーするということで、相当気を遣いながら制作を進めているとのことだが、「それぞれの楽曲に何かテーマを決めてアレンジしています」と、山崎ならではのテイストも十分に楽しむことができそうだ。
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