コートニー、カートの遺品をオークションに

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カート・コバーンの死から13年たったいま、コートニー・ラヴが彼の遺品を手放すことを決めた。彼女は、それらをオークションにかけ収益金をチャリティ団体へ寄付したいという。

コートニーは、spinner.comにこう話している。「クリスティーでオークションにかけるつもりよ。家が巨大なお墓みたいになってるのよ。娘は、フラネルのシャツがつまった大袋を相続する必要はないでしょ。彼女はセーター、ギター、それに“Teen Spirit”のリリックをとってる。そのほかのものは売りに出すわ。このアイディアには、友達も賛成してる。いっぱいお金作って、チャリティへ寄付するわ」

しかし、形見の一部がなくなったとしても、コートニーの中からカートの影が薄れることはないようだ。他の男性と新しい関係を築くのは難しいと続けている。「いまでも、彼のパジャマ着て寝てるのよ。カートのパジャマ着たまま、どうやって新しい関係が築けるっていうのよ?」

コートニーは間もなく、ニュー・アルバム『Nobody's Daughter』をリリースする。タイトルはいまの彼女の状態にピッタリだという。「タイトルがすべてを物語ってると思うわ。親だと認めるような人はいない。誰の娘でもないわ。誰の奥さんでもない。誰の女でもない。誰の未亡人でもない。誰かの母親ではあるわ。わたしには、それ以外の女の役割は当てはまらないはずよ」

ソロ2枚目となる『Nobody's Love』は3月に発売予定だったが、延期され、まだ具体的なリリース日は発表されていない。

Ako Suzuki, London
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