音速ライン、テレビでは流せないロマンポルノ風過激PV

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昨年の7月にアルバム『100景』をリリース後、夏フェス出演のほか、初の全国ワンマン・ツアー、カウントダウンフェスへの出演と、精力的なライヴ活動が目立った音速ライン。

そんな彼らが、前シングル「みずいろの町」から約10ヶ月ぶりとなるニュー・シングル「真昼の月」を、3月21日にリリース! 木村カエラ、くるり、Coccoなどを手掛ける根岸孝旨をプロデューサーに迎えた今作は、美しいメロディと叙情的な歌詞が心に響く作品に仕上がっている。藤井(Vo&G)の切なくも力強い歌声が、起伏に富んだダイナミズムを感じさせる楽曲だ。

カップリングには、藤井が敬愛するバンド“はっぴいえんど”の楽曲「夏なんです」のカヴァーを収録。初回盤には、昨年春に恵比寿LIQUIDROOMにて行なわれたワンマン・ライヴで披露された、「ありがとうの唄」がボーナス・トラックとして収録されている。

ここまで読むと、今作で注目すべきところは、初めて外部プロデューサーを迎えて制作した作品であることや、はっぴいえんどの楽曲をカヴァーしたことだと思うだろう。もちろん、それらも注目されることは間違いない。しかし今回、おそらく特に男性諸君に一番注目されるであろうものは、今作のプロモーション・ビデオではないだろうか。

今作のPVには、男と女の“真昼の情事”が映し出されている。これから訪れる別れを前に、ホテルで最後の契りを結ぶ男女の姿が、80年代風の映像テイストでドラマチックに描かれているのだ。お色気ショットあり、濡れ場ありのPVならぬAVのようだが、男女の揺れ動く感情や微妙なすれ違いを細かく描いたこの映像は、音速ラインの“切ないだけじゃない、棘の場所”がうまく表現されているといえるだろう。(■「真昼の月」PV視聴

ちなみに、なぜ昭和ロマンポルノ風のPVになったのかというと、“真昼に月を見るのはどんな時だろう”と考えたメンバーと監督が相談した結果、このような映像に仕上がったのだそう。なのでこのPVは、彼らの経験を活かした作品なのかも!? そんな彼らからのコメント映像も、要チェックだ。(■コメント映像

5月には全国ツアー<TOUR ネギオ&ネギコ 2007>も行なうので、お楽しみに!

☆「真昼の月」PV視聴

☆コメント映像


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(応募締切:2007年4月15日

◆リリース情報
ニュー・シングル「真昼の月」
【初回盤】UPCH-89001
【通常盤】UPCH-80011
各¥900(tax in) 2007年3月21日発売

音速ライン オフィシャル・サイト
http://onso9line.com/
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