デヴィッド・ボウイ、還暦を迎える

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デヴィッド・ボウイが月曜日(1月8日)、60歳になった。元祖ポップ・カメレオン、これまでさまざま姿に変貌してきたボウイだが、35年前セックス、ドラッグ&アルコールに明け暮れていた“Ziggy”は、家族優先の“Sixty”へと落ち着いたようだ。

元スーパー・モデルの奥さんイマンは「デヴィッドは60になるけど、少しも慌ててないわ。幸せなんだと思う。私たち、家族優先のシンプルな生活を送ってるから」と話している。「デヴィッドが70年代に初めてニューヨークへ来たときは、明け方に寝るような生活を送っていたんでしょうね。でも、いまでは明け方に起きて、街が最初の光に照らし出されるのを見ているのよ」彼は家にいることが多く、娘の学校への送り迎えもしているそうだ。

ボウイ自身も現在は「(ボウイより)デヴィッド・ジョーン(本名)に近い」と話している。「これまで以上に、本当の自分に近いんじゃないかと思ってる。素晴らしいことだよ」

ボウイは誕生日、大々的なパーティを開くのではなく、イマンや6歳の娘レクシ、そして前妻アンジーとの間に生まれた息子ゾーイ・ボーイらと一緒に家族水入らずの時間を過ごすという。イマンはボウイの誕生日、彼の大好物であるシェパーズ・パイを作り、娘レクシは手作りのカードを送るそうだ。

Ako Suzuki, London
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