ジェイ・Z、サンプリングの著作権侵害で訴えられる

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ジェイ・Zのアルバム『The Black Album』の収録曲「Justify My Thung」が著作権を侵害しているとして、音楽出版社に訴えられたとAllHipHop.comが報じている。

訴えを起こしているのは音楽出版社、Bridgeport Music社。DJクイックがプロデュースを手掛けた「Justify My Thung」において、同社が権利を保有する曲が無許可でサンプリング使用されており、著作権を侵害されたと主張。ジェイ・Z側に対して損害賠償を求めている。賠償金額は不明。

具体的にどの曲を無断使用しているかは明らかになっていないが、Bridgeport Music社はWestbound Recordsからリリースされているジョージ・クリントン、ファンカデリック、パーラメント、オハイオ・プレイヤーズなどの曲の権利を保有している。

また、同社は今年3月にはノトーリアスB.I.G.のアルバム『Ready To Die』に対するサンプリング使用に関する裁判で勝訴し、同アルバムの発売中止命令及び、損害賠償金400万ドル(約4億8,000万円)以上を勝ち取っている。

関連ニュースとしては、ジェイ・Zは雑誌『Life Magazine』の最新号にて表紙を飾っているが、ここで使われている写真が今月リリース予定のニュー・アルバム『Kingdom Come』のアルバム・ジャケットになるとの噂が広まっている。

K.Omae, LA
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