<FRF'06>裏ベスト・アクトの評判高し! SFA大活躍!

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グリーン・ステージ大トリ、ストロークスと被りながらも、裏ベスト・アクトの呼び声高いスーパー・ファーリー・アニマルズ。一曲目「スロウ・ライフ」でヴォーカル、グリフが真っ赤な戦隊モノ(?)のヘルメットを被って登場した。

グルーヴィーなロック・チューンから、サイケデリックなメロウ・ナンバーまで、ヴァリエーションに富んだ楽曲は勿論のこと、それに負けない捻りのきいたパフォーマンスの数々。スナック菓子を客席にばら撒(くも失敗…)いてみたり、ギターやベースを掲げ、クロスさせてエンブレムを形作ってみたりと、オーディエンスを飽きさせない。

また、ブッシュ大統領やブレア首相の顔と共に「全ての政府は嘘つきだ」と映し出された映像からは、ただのポップ・バンドで終わらせない彼等の強い主張が伺えた。そして最後にスクリーンに浮かび上がった「ありがとう。そしてお疲れ!」の文字。フジのオーディエンスが、最もアーティストに愛された瞬間だったかもしれない。

取材・文●古澤輝由
写真●Yasuyuki Kasagi

7/30 WHITE STAGE
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