アジカン、映画主題歌に初挑戦!

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今年12月23日より全国公開される映画『鉄コン筋クリート』の主題歌を、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが手掛けることがわかった。

アジカンが映画の主題歌を書き下ろすのは今回が初。メンバーの手元に脚本が届けられた後も、監督のマイケル・アリアス氏が下北沢シェルターでのアジカンのライヴに訪れたり、アジカンのメンバーもツアーの合間を縫って製作スタジオを訪れ、現場の様子を見学しながら双方のイメージを意見交換しながら楽曲作りが進められたのだそう。

作詞・作曲を担当した後藤正文(Vo & G)は、松本大洋作品の大ファンでもあり、原作について「本当に素晴らしい作品だと思います。室町を舞台にしたストーリーのその先には、僕らの暮らす街や社会が、そして現代が映し出されているように僕は感じます。そして何よりも、自分の心の中を覗き込んだような、そんな気分になります。(中略)かれこれ十数回は読み返しています」と語り、楽曲制作については「お話をいただいて、嬉しいという気持ちと、俺たちでよいのかという気持ちが半分ずつでした。まず皆で考えたのは、イントロの雰囲気。ラストシーンの後、どんな雰囲気で曲が立ち上がってくるのが良いのかと。まずは映画を壊さないこと。それでいて素晴らしい曲であること。このふたつが大きな我々の目標でした。あとは原作への愛情を持って制作に取り組みました。とても素晴らしい時間を過ごせたので、感謝しています」とコメントしている。

この『鉄コン筋クリート』主題歌として書き下ろされた新曲は、今秋にキューンレコードからリリースされる予定だ。また、アジカンは11月より、初のアリーナ・ツアーを行なうことが決定している。

『鉄コン筋クリート』は、『ピンポン』や『青い春』で知られる松本大洋の超人気漫画が原作で、ハリウッドのVFX第一人者であるアニマトリックスのプロデューサー/マイケル・アリアス氏と、日本アニメ界の最高峰、スタジオ4℃のタッグにより映像化される超大作アニメ。主人公、シロとクロの声は、二宮和也(嵐)と蒼井優がつとめる。

■オフィシャル・サイト http://www.asiankung-fu.com
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