──歌詞には夢の中で啓示を受けるような場面もありますが、絢香さんも結構そういう夢を見たりするんですか?
絢香:すっごい、ありますよ! なんかこう自分が気にしているものが、すぐに夢の中に出てきちゃうんです(笑)。
──そういえば、ライヴのMCで“ツアー最終日の前日の夢にバンド・メンバーが出てきた”みたいなこと言ってましたもんね(笑)。
絢香:そうそう(笑)。心のどこかで感じているホントの気持ちって、自分ではそれほど意識してなくても、そういうところに出てきたりするから。逆に夢から気づかされることもあるし。“わたしは今こういう風に思っていたのか”とか、“こういう風に動いた方がいいのかな”とか。こういうのって、きっと自分の本音なんだと思うことが多いけど、その本音通りにはなかなか動けないのも分かってて。その中でも自分らしさと、楽しむことを忘れずに頑張ってほしいなって思うんです。
──しかし、絢香さんは高校卒業したてとは思えないほど、達観されてますよね(笑)。
絢香:あはははは。でも女性って、そういう風に感じることが多いんですよ(笑)。たとえ、社会に出てない学生だったとしても。もちろん、男性もそういうのはあると思うけど、女の子は特にそういうのが多いと思うんですよね。まぁ、この曲に関しては、男女関係なく誰もが感じることだと思うんで、社会とか学校とかは関係なく、どんなときでも楽しむということを忘れてほしくないですね。
──やっぱり、18歳よりも大人びた感じがしますよ!
絢香:最近、18歳としゃべってる感じがしないって、すっごい言われるんですよね(笑)。
──学生時代もそんな感じだったんですか?
絢香:自分では特に意識してなかったけど、割と頼られるほうでしたね。どちらかといえば、男の子にも喝を入れてしまうような(笑)。
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