 ──今回の曲「Real voice」は月９ドラマ『サプリ』の主題歌ですね！
絢香：もう“月９”という響きがすごいというか（笑）。ドラマを通じて、自分の思いをたくさんの人に届けられるっていうのもすごく嬉しいですね。でも、選ばれたからには、この「Real voice」がドラマをもっと良くすることのできる存在になってほしいし、自分自身もそれに負けないくらい頑張らなきゃなって思ってます。ちなみに、この曲はエンディングに流れるんで、みなさん、ちゃんと最後まで観てくださいねっ！（笑）
──歌詞には絢香さんの真面目さがよく出ていると思います。これは自分の経験から？
絢香：そうですね。自分の経験だったり、そういう状況を見ている自分の思いだったり。働く女性のドラマというのはあらかじめ聞いてたから、わたしも高校を卒業したばかりなんで、一応ひとりの働く女性として書いてみました。
──この詞は、具体的にどんな状況を歌っているんですか？
絢香：社会のなかで人が感じる悩みやストレスって、たぶん、たくさんの人間と接するとことから生まれるものだと思うんですよ。誰もが自分の思い通りにはならないし、言いたい事をズカズカ言えるわけでもないと思うから。人と接することって、得るものが多い代わりに、当然その分の悩みごともあると思うんですよ。それで適当に話を合わせたり、作り笑いをしたり。
──なるほど。
絢香：でも、だからこそ、楽しい時間というのは大切だし、むしろ大切にしなきゃいけないと思うんですよ。今回の「Real voice」は、サウンドも爽やかで楽しげだけど、詞を読んで何か感じてほしいというもありますね。
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