ケミストリー、クリスタル・ケイとライヴで共演

会場は、隅から隅まで人、人、人。当然のことながら満員だ。女の子同士、カップル、親子、男の子などなど、ありとあらゆるファン層を持つCHEMISTRYならではの、幅広い客層と言っていいだろう。予定時刻から遅れること約10分、オープニング・ムーヴィーとともにショウはスタートした。最新アルバム『fo(u)r』からの選曲を中心に、CHEMISTRYクラシックス「愛しすぎて」、「ココロノドア」、「Ordiary hero」を披露し、会場を大いに沸かせた。中でも特に大きな盛り上がりを見せたのは、「Two As One」でクリスタル・ケイと共演した場面だろう。会場に詰め掛けた満員のオーディエンスの“ク~リちゃ~ん!”コールで登場した彼女も、数万人にも及ぶ観客に驚くとともに興奮している様子だった。ステージでは、川畑がバラをプレゼントするシーンなどもあり、パフォーマンスに文字通り“花”を添えた。
ほかにもエリック・クラプトンの名曲「Change The World」のレゲエ風カヴァーや、ジャジーなジャム・セッションなど、CDだけではうかがい知ることのできないCHIMISTRYの一面を披露した。また、観客からのリクエストで、CM曲で歌った「チェルシー」をアカペラで歌いあげるシーンも。アンコールを含め、全21曲の物語を歌った川畑 要と堂珍嘉邦。ときに激しく、ときに優しく、緩急を付けたヴォーカルは、もはや日本を代表するヴォーカル・グループと言っても差し支えはないだろう。デビューからたった5年で、ここまでたどり着いた彼らが、これからの5年間でどれだけ成長していくのか? 楽しみでしょうがない。
この記事の関連情報
Crystal Kay、初のオールタイムベストアルバムをリリース決定「25周年、四半世紀の集大成」
【フェスレポート】HY主催<HY SKY Fes 2025>初日、全8組に約1万人が歓喜「楽しむ準備はできてますか!」
Crystal Kay、連続ドラマ『純喫茶つながり、閉店します』主題歌を担当「嬉しいです!」
【ライブレポート】Crystal Kay、25周年ライブをBoAとm-floが祝福「音楽でつながり続けていきたい」
Crystal Kay、25周年ライブ<CK ニーゴー>にBoA出演決定
【インタビュー】Crystal Kay、デビュー25周年第二弾シングルに“自分を愛して”というメッセージ「私は私のために立ち上がる」
Crystal Kay、新曲「Love Myself」MVに北海道の旅+デビュー25周年記念アナログ盤発売決定
Crystal Kay、デビュー25周年第2弾「Love Myself」配信リリース決定
HY主催フェス<HY SKY Fes 2025 &前夜祭>第2弾発表にSUPER BEAVER、imase、大塚愛、CHEMISTRYなど5組