CYHSY、コメント&フル・ライヴ映像が到着!
米英メディアで今年の期待の新人のトップに名を上げられ、今年のフジロックへの出演も決定したクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー。インディーズのリリースだけで大注目を浴びるまでに到った、まぎれもない実力派新人の彼ら。そんな彼らが1月24日に渋谷クラブクアトロで行なった初来日公演の中から、3曲のフル・ライヴ映像とメンバーからのコメント映像が到着! さらに初来日のライヴレポートもお届け!
あまりの寒さに早足で会場へ向かい、いざ着いてみると外の寒さなど忘れるほどの熱気と、溢れんばかりの人・人・人! これは大変なことになるぞと思いながら、フロアへ向かうとやっぱりそこは超満員。そんな中、10分程遅れてメンバーがステージに登場。すでに酸欠ぎみの会場で、遠吠えのような歓声が沸き起こる。そして「レット・ザ・クール・ガデス・ラスト・アウェイ」でライヴがスタートし、ヴォーカル:アレックの第一声が響く。天性としか言いようのないその声に会場が再び沸いた。
そして2曲目、3曲目と緩やかなムードで会場を満たしながら、3曲目を終えたところで、今までのムードとは一転。それまでの、ある意味予想どおりのポップな雰囲気は一気に消え、会場は静寂に包まれた。そしてアレックがおもむろにはじくギターの音を響かせながら、静かに「ディテイルズ・オブ・ザ・ウォー」が始まった。CDで聴くよりもさらに生々しく、一音一音を重ねて開放へ導いてゆくような楽曲のスケール感に、緊張感がグッと増す。
そうして立ち込めていたスリリングなムードを一気に断ち切ったのは、軽快なギターで始まる名曲「イズ・ディス・ラヴ?」。眩しいほどの見事なポップ・サウンドに、オーディエンスが歓喜の声をあげた。未だに謎のバンドである彼らとオーディエンスの焦点が完全に合った瞬間に思えた。そして気がつけばライヴは完全に彼らのペースで、その幅広い楽曲に、いい意味であっちこっちと振り回されながらライヴは進んだ。そして11曲目では、多彩な音遊びの中で構成されていくかなり自己流のダンス・ソング「Satan Said Dance」(未発表)も披露し、アルバムのラスト同様に「アポン・ディス・タイドゥル・ウェイヴ・オブ・ヤング・ブラッド」に続いて本編を終えた。
そして迎えたアンコール1曲目は「クラップ・ユア・ハンズ(手を叩け)!」。待ってましたと言わんばかりに、オーディエンスはハンド・クラッピングで彼らに応え、大盛り上がり。そして未発表曲「ミー・アンド・ユー・ワトソン」から、最後はライヴ中にも観客からリクエストの声があがっていた曲「ヘヴィー・メタル」で最高潮の盛り上がりで幕を閉じた。
彼らはインディーズでリリースした1枚のアルバムとライヴだけで、ここまで昇りつめたバンドだと言うが、それも納得。彼らのライヴは強い個性を軸に360度周っているような多面性を持ち、まるでストリーテラーのように観客を引き込んでゆく。それはかなり不思議な感覚で、ライヴを終えた頃には“また観たい”と思える中毒性がある。この日に演奏した15曲のうち5曲も未発表曲で、新人とは思えぬバンドの母体の強さも見せてくれた。彼らは本物の大注目新人だ。今回見逃した人も、次はぜひ!
【Clap Your Hands Say Yeah来日公演】
1月24日 渋谷クラブクアトロ
<セット・リスト & ライヴ映像>
1:レット・ザ・クール・ガデス・ラスト・アウェイ
2:オーヴァー・アンド・オーヴァー・アゲイン
(ロスト・アンド・ファウンド)
3:ザ・スキン・オブ・マイ・イエロー
カントリー・ティース
4:ディテイルズ・オブ・ザ・ウォー
5:グレイスフル・リトリート<未発表曲>
6:イズ・ディス・ラヴ?
7:シガレッツ<未発表曲>
8:イン・ディス・ホーム・オン・アイス(ライヴ映像はここをクリック!)
9:ウェット・ダイナマイト<未発表曲>
10:ギミ・サム・ソルト
11:サタン・セイド・ダンス<未発表曲>
12:アポン・ディス・タイドゥル・ウェイヴ・オブ・ヤング・ブラッド(ライヴ映像はここをクリック!)
Encore
1:クラップ・ユア・ハンズ!(ライヴ映像はここをクリック!)
2:ミー・アンド・ユー・ワトソン<未発表曲>
3:ヘヴィー・メタル
コメント映像はこちら!
https://www.barks.jp/watch/?id=1000013300
あまりの寒さに早足で会場へ向かい、いざ着いてみると外の寒さなど忘れるほどの熱気と、溢れんばかりの人・人・人! これは大変なことになるぞと思いながら、フロアへ向かうとやっぱりそこは超満員。そんな中、10分程遅れてメンバーがステージに登場。すでに酸欠ぎみの会場で、遠吠えのような歓声が沸き起こる。そして「レット・ザ・クール・ガデス・ラスト・アウェイ」でライヴがスタートし、ヴォーカル:アレックの第一声が響く。天性としか言いようのないその声に会場が再び沸いた。
そして2曲目、3曲目と緩やかなムードで会場を満たしながら、3曲目を終えたところで、今までのムードとは一転。それまでの、ある意味予想どおりのポップな雰囲気は一気に消え、会場は静寂に包まれた。そしてアレックがおもむろにはじくギターの音を響かせながら、静かに「ディテイルズ・オブ・ザ・ウォー」が始まった。CDで聴くよりもさらに生々しく、一音一音を重ねて開放へ導いてゆくような楽曲のスケール感に、緊張感がグッと増す。
そうして立ち込めていたスリリングなムードを一気に断ち切ったのは、軽快なギターで始まる名曲「イズ・ディス・ラヴ?」。眩しいほどの見事なポップ・サウンドに、オーディエンスが歓喜の声をあげた。未だに謎のバンドである彼らとオーディエンスの焦点が完全に合った瞬間に思えた。そして気がつけばライヴは完全に彼らのペースで、その幅広い楽曲に、いい意味であっちこっちと振り回されながらライヴは進んだ。そして11曲目では、多彩な音遊びの中で構成されていくかなり自己流のダンス・ソング「Satan Said Dance」(未発表)も披露し、アルバムのラスト同様に「アポン・ディス・タイドゥル・ウェイヴ・オブ・ヤング・ブラッド」に続いて本編を終えた。
そして迎えたアンコール1曲目は「クラップ・ユア・ハンズ(手を叩け)!」。待ってましたと言わんばかりに、オーディエンスはハンド・クラッピングで彼らに応え、大盛り上がり。そして未発表曲「ミー・アンド・ユー・ワトソン」から、最後はライヴ中にも観客からリクエストの声があがっていた曲「ヘヴィー・メタル」で最高潮の盛り上がりで幕を閉じた。
彼らはインディーズでリリースした1枚のアルバムとライヴだけで、ここまで昇りつめたバンドだと言うが、それも納得。彼らのライヴは強い個性を軸に360度周っているような多面性を持ち、まるでストリーテラーのように観客を引き込んでゆく。それはかなり不思議な感覚で、ライヴを終えた頃には“また観たい”と思える中毒性がある。この日に演奏した15曲のうち5曲も未発表曲で、新人とは思えぬバンドの母体の強さも見せてくれた。彼らは本物の大注目新人だ。今回見逃した人も、次はぜひ!
【Clap Your Hands Say Yeah来日公演】
1月24日 渋谷クラブクアトロ
<セット・リスト & ライヴ映像>
1:レット・ザ・クール・ガデス・ラスト・アウェイ
2:オーヴァー・アンド・オーヴァー・アゲイン
(ロスト・アンド・ファウンド)
3:ザ・スキン・オブ・マイ・イエロー
カントリー・ティース
4:ディテイルズ・オブ・ザ・ウォー
5:グレイスフル・リトリート<未発表曲>
6:イズ・ディス・ラヴ?
7:シガレッツ<未発表曲>
8:イン・ディス・ホーム・オン・アイス(ライヴ映像はここをクリック!)
9:ウェット・ダイナマイト<未発表曲>
10:ギミ・サム・ソルト
11:サタン・セイド・ダンス<未発表曲>
12:アポン・ディス・タイドゥル・ウェイヴ・オブ・ヤング・ブラッド(ライヴ映像はここをクリック!)
Encore
1:クラップ・ユア・ハンズ!(ライヴ映像はここをクリック!)
2:ミー・アンド・ユー・ワトソン<未発表曲>
3:ヘヴィー・メタル
コメント映像はこちら!
https://www.barks.jp/watch/?id=1000013300
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