カイリー、スリランカで象の上に

カイリー・ミノーグがスリランカを訪れ、パトロンとなっている劇団の子供たちと一緒に象にまたがった。この劇団Children Of The Seaは、同国が津波の被害にあった直後結成されたもの。津波により孤児となった子供たちが多く参加している。カイリーはずっと彼らを支援してきたが、乳がんの治療のため、これまでスリランカに足を運び彼らのショウを観ることができなかった。

カイリーは療養先のパリからオーストラリアへ戻る途中、スリランカに立ち寄ったという。彼女の訪問は知らされておらず、ポップ・プリンセスの突然の来訪に子供たちは大喜びした。

劇団のプロデュース／監督を務めるトビー・ゴフはBBCにこう話している。「カイリーは、Children Of The Seaが結成されたときからのサポーターです。彼女には何度かスリランカへショウを観に来るよう誘っていたのですが、今回の訪問は本当に驚きでした。子供たちは大喜びです」

また彼らのショウを初めて観たカイリーは「ようやく子供たちに会えて嬉しい」と話している。子供たちと一緒にショウへ出演している象にまたがったカイリーは、乳がんから回復したという噂どおりの元気な姿を見せてくれた。

Sea Of The Childrenは、シェークスピアの『Pericles』を上演。現地で高い評価を得ているだけでなく、昨年のエジンバラ・フェスティヴァルでも２つの賞を受賞した。

Ako Suzuki, London