全英アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが8作目の1位

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今週のUKアルバム・チャートは、テイラー・スウィフトが2012年にリリースした4thアルバム『Red』を再レコーディングした『Red (Taylor’s Version)』が初登場で1位に輝いた。オリジナルの『Red』(2012年)にはじまり、『1989』(2014年)、『reputation』(2017年)、『Lover』(2019年)、『folklore』(2020年)、『evermore』(2020年)、『Fearless (Taylor’s Version)』(2021年)に次ぐ8作目の全英NO.1アルバムが誕生した。女性ソロ・アーティストとしては、マドンナの12作には及ばないが、カイリー・ミノーグと並び、全英チャート史上最多2位となった。

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先週トップだったABBAの『Voyage』は2位、2位だったエド・シーランの『=』は3位と、それぞれ1ランク・ダウンした。

今週は7作が新たにトップ10入りしており、週半ばの集計でテイラーと接戦を繰り広げていたリトル・ミックスのベスト盤『Between Us』が4位、ロッド・スチュワートの新作『The Tears Of Hercules』が5位、英国のポスト・パンク・バンドIDLESの4枚目のスタジオ・アルバム『CRAWLER』が6位、デーモン・アルバーンのセカンド・ソロ・アルバム『The Nearer The Fountain, More Pure The Stream Flows』が7位、ボーイズ・グループ、ザ・ウォンテッドのベスト盤『Most Wanted: The Greatest Hits』が8位、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークのプロジェクト、シルク・ソニックのデビュー作『An Evening With Silk Sonic』が9位にチャート・インした。

また、カイリー・ミノーグの『Disco』(2020年)が、スペシャル・ゲストを迎えたデラックス・エディション“Guest List Edition”がリリースされたことで、10位に再エントリーしている。





シングル・チャートは、アデルの「Easy On Me」が5週連続で1位を獲得し、2位も先週と変わらず、エド・シーランの「Shivers」がキープした。3位には、テイラー・スウィフトの「All Too Well (Taylor’s Version)」が初登場。今週はこのほか、サム・フェンダーの「Seventeen Going Under」(9位)、A1 x J1をフィーチャーしたSwitchOTRの「Coming for You」が10位にチャート・インしている。






Ako Suzuki
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