12月に来日公演を行なったメイのインタヴューが到着!

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今年の8月にリリースした『ジ・エヴァーグロウ』をひっさげ、12月に2回目となる来日公演を果たしたメイ。今回の来日では東京公演がソールド・アウトとなり、急遽追加公演を行なうなど、着実に日本のファンを増やしている。透明感あるヴォーカルと、メロディアスで壮大なエモ・ロックサウンドで魅了する彼らの、ライヴ直前に行なわれたインタヴューとビデオ・メッセージが到着した。

――日本でアルバム『ジ・エヴァーグロー』をリリースした感想は?
デイヴ:とってもうれしいよ。最もバンドが大事にしているのはツアーで、色んな町を周ってプレイすること。特にアメリカでは、この3年間の間に14回もプレイした場所もあるんだ。今は、ファンとの良い関係も築いてきているよ。プレイをしに行くのがいつも楽しみな地域や、必ず僕たちのショーを見に来てくれるようなファンが根付いている地域もあるんだ。確かに日本に来るのは地理的に難しいけど、アルバムも出たし、日本には以前より来やすい状況だと思う。そして日本のファンと良い関係を築いていくことをとても楽しみにしているし、うれしく思うよ。

――絵本のようなコンセプト・アルバムというアイディアはどこから?
デイヴ:僕たちにとっては音楽をやって、みんなとそれを分かち合うことこそが情熱なんだ。アルバム制作が3分の2くらい進んだときに、自分の情熱を自分の生き方に変えられるんだっていうストーリーを語ることにしたんだ。メインのキャラクターが旅をするという設定のイラストでこのストーリーを表したかった。そうすることで、ただの13曲入りのアルバムというだけでなく、それ以上のことが僕たちのストーリーをうまく表現できると思ったんだ。結局、13曲にプロローグとエピローグが入った子供向けの絵本のような作品になった。このCDを買おうと思っている人には、ただ収録されている音楽を聴くだけじゃなくて、最初から最後まで聴くことで、アルバム全体を1つの体験として味わって欲しい。アルバムによっては全部がいい曲って訳じゃないのもあるよね。シングルになるような曲の間にそれを埋めるような付けたしの曲があったりして。でも僕たちはアルバム全体で1つのことを表現しているものにしたかった。そしてエヴァーグローが出来上がったんだ。

――色んな種類の楽器を使っているよね。どのようにアレンジしていくの?
どこから作り始めてもいいんだ。メロディからだったり、2人が同時に同じキーでアイディアがあったりすると、そこから一つの曲を作ることになったり。『ジ・エヴァーグロー』の中の少なくとも5曲は、3~4回、違うレコーディングをしたんだ。いろんなアイディア、アレンジ、メロディ、テンポ、グルーヴで弾いたりして、最後まで一番いい曲の形を探したんだ。僕たちはビートルズからデペッシュ・モードまであらゆる音楽のファンなんだ。だから、どうやってシンセとアコースティックとか、フー・ファイターズみたいなロックとか、アグレッシヴなギターや、猛烈なドラムを混ぜてよい音楽を作れるのかはわかっているんだ。『ジ・エヴァーグロウ』は、ヴォーカルにピアノと弦楽器をのせた1曲目で始まって、2曲目は激しいドラムとギターの曲なんだ。アルバムの最初の10分で違うタイプの音楽が楽しめる。次の1時間でその間を埋めるような感じなんだ。特にどのジャンルにこだわりがあるって訳ではなく、音楽はなんでも楽しむことができるんだよ。

――各地でソールド・アウトと大人気でしたね。
CDも出たし、ファンも見に来てくれるだろうからうれしいよ。前回来た時もメイが誰か知ってライヴを見に来てくれたファンも何人かいたけど、今回は僕たちのアルバムも出たことだし、みんながどんな反応をするか見たいよ。ライヴをやって、みんなにどんなに感謝しているか伝えることができればと思う。ワイルドになるだろうね。ソールドアウトのショーもあるしね。前回は、東京は200人、名古屋は10人、大阪では90人くらいの前でのプレイだった。今回は絶対にもっと素晴らしいものになると思うよ。

☆ビデオメッセージはこちら☆
https://www.barks.jp/watch/?id=1000010344

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