イラナ、モンゴルから来た無垢な少女

少年スーホと馬の友情と別れを描いた童話「スーホの白い馬」で知っている人も多い馬頭琴。モンゴルの代表的な楽器でありながら日本では馴染みの少ないこの楽器を操り、モンゴルの風を届けてくれる少女が登場した。名前はイラナ。モンゴルの草原で育った18歳の純真無垢な少女だ。

馬頭琴は草原のチェロとも呼ばれ、ヘッドの部分に馬の頭の細工が施されている芸術的な楽器で、女子十二楽坊でお馴染みの二胡とは一味違った太い音が特徴だ。モンゴルでは、男性の楽器として使われており、これを女性が演奏するだけでも珍しい。なおかつそれが18歳の少女が弾きこなすというのだから、注目を集めること必須だろう。

4/20にリリースされるアルバム『美麗的大草原』は、モンゴルの広大な草原を思い浮かべさせてくれ、どこまでも響き渡る馬頭琴の音色は美しく、聴く者の心を癒してくれる。モンゴルの伝統曲はもちろん、BEGINのヒット曲「涙そうそう」なども取り上げ、馬頭琴の音色の数々を様々な表情で聴かせてくれる。日本人にとって馴染みの深い「スーホの白い馬」では、教科書で習ったあの物語が胸いっぱいに蘇ってくることだろう。そしてイラナのオリジナル曲である「美麗的大草原」では彼女のヴォーカルもフィーチャされ、馬頭琴の豊かな音色と彼女の素朴な声の対比が美しい。

そんなイラナからメッセージとPVが到着した。はにかみながら、たどたどしく日本語で話す彼女の姿と、その純粋無垢な精神が生み出す音楽世界を見てください。また、BARKSではイラナの大特集を予定している。モンゴルから来た少女の魅力をいっぱい味わってください。

●イラナからのメッセージ
https://www.barks.jp/watch/?id=1000004207

●「美麗的大草原」PV映像
https://www.barks.jp/watch/?id=1000004192