スミス、大学のシンポジウムで研究対象に

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マンチェスターの大学で行なわれるシンポジウムで、ザ・スミスが取り上げられることになった。マンチェスター・メトロポリタン大学は来週、『Why Pamper Life's Complexities(勝手気ままな人生が複雑な理由)』と題するシンポジウムを開催。2日間に渡りバンドの社会、文化、政治、音楽的影響力について分析するという。

モリッシーがフロントマンを務めたザ・スミスは80年代最も影響力を持ったバンドだと考えれている。シンポジウムの主催者であるアングリア・ポリテクニック大学のショーン・キャンベル氏はバンドを取り上げた理由をこうBBCに説明している。「彼らは強烈な感情をかき立てる。ビートルズやセックス・ピストルズらと並んでユニークな存在だ。そして、明確に定義されたり分析されることを拒む、何か独自なところがある。今回のレクチャーでは、それを突き止めたいと思っている」。

シンポジウムは4月8/9日、バンドの出身地マンチェスターのメトロポリタン大学で開催される。世界中から集まった学者たちが、性や人種、国民性について扱ったモリッシーの歌詞や芸術性について討論するという。

Ako Suzuki, London
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