オリジナル・ディーヴァ、リン・コリンズが急逝

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ジェームス・ブラウンの元でデビューを果たし、オリジナルのファンク・ディーヴァとして「Think」などのヒット曲を残してきたR&B歌手のリン・コリンズが亡くなったと、AP通信などが報じている。

リン・コリンズは先週水曜日夜にパサデナのハンティントン・メモリアル病院へ緊急入院し、その4日後となる3月13日に亡くなった。享年56歳で、死因は心臓の不整脈であったという。リン・コリンズの死を発表した息子ボビー・ジャクソン氏は「(リン・コリンズの死は)非常に突然で、予期しない出来事であった」との声明を発表している。

テキサスで産まれたリン・コリンズは、'70年よりジェームス・ブラウンのツアー・メンバーに参加し、その後、ジェームス・ブラウンのプロデュースによりソロ・デビュー。彼女の代表曲の一つである「Think」は、'88年にリリースされたロブ・ベース&DJイージー・ロックの大ヒット曲「It Takes Two」でサンプリングされるなど、ヒップホップ世代へも大きな影響を与えた。

リン・コリンズは普段は故郷であるテキサスに住んでいたが、先月ヨーロッパ・ツアーを終えた後にロサンゼルスを訪れ、来月からのツアーに備えていたという。

K.Omae, LA
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