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| 01.TOO FAST FOR A U-TURN 今、ライヴでやってる中で一番気に入ってる曲。これまでの作品で一番エネルギッシュだと思うし、もろストレートなロックンロールで大好き。
02.LOOKS LIKE THEY WERE RIGHT これも楽しい曲で、テンポとリズムが気に入ってる。これもやっぱりライヴ向きだね。内容的には、自分たちをちょっと皮肉った歌。若い頃って、みんなに「夢ばかり見てないで早くまともな職に就け」と言われ続けるだろ。誰も成功するなんて思ってくれなくて、ただのバカだと見られててさ。それが今こうして、一応成功したわけで、それでも、たまに朝起きて鏡を見ると、やっぱり自分は負け犬だったのかもって思うんだ。「あいつらの方が正しかったかも」って(笑)。
03.NEEDLE & THREAD ベースのケヴィンは、これまで曲作りにほとんど関わってなかったんだけど、今回のアルバムでグッとステップアップした。この曲は彼が持ち込んだもので、凄くエネルギッシュなナンバー。ちょっとフー・ファイターズを彷彿させる。こういう雰囲気の曲は久しぶりなんじゃないかな。自分たちのデビュー・アルバム『A PLACE IN THE SUN』みたいな感じでもあるから、懐かしいよ。
04.TIMES LIKE THIS 『リット』の中で一番成熟した曲。完全に新たな第一歩だね。少し暗めだけど、構成も歌詞もバッチリで、かなりの出来だと自負している。
05.THROWAWAY これはアルバムの中でも、かなり初期のもの。クラシカルなサウンドで、これも『A PLACE IN THE SUN』みたいな雰囲気がある。歌詞はそうでもないかもしれないけど、フィーリングがね。歌詞が暗めで、曲調に高揚感があるから、不思議な感覚にとらわれるんじゃないかな。
06.FOREVER BEGINS RIGHT NOW これはアルバムの中でも一番サーフ・ロックっぽい曲。思わず笑顔がこぼれるようなお日様の下、ビーチでのんびりって感じだ。すっごくいい夢を見ながらね。最高に気分のいい曲だよ。
07.MOONSHINE これも、新たな第一歩といった感じ。まあ、言うなれば、'70年代ディスコ・ロックみたい。俺らにとって完全に未開拓の分野。個人的には気に入ってて、隠れた逸品って存在だと思う。普段は目立たないんだけど、実はみんなが気に入ってくれてるって感じ。
08.ALRIGHT これもハイ・エナジーなナンバー。「TOO FAST FOR A U-TURN」ほど、もろストレートじゃないけど、クラシカルなパンク・ロック調。
09.LULLABY これはもともと、ジェレミーが息子のために書いたものから始まった。俺にも2歳の娘がいるからよくわかるんだけど、思わず我が家が恋しくなる曲。毎晩これを歌うのが凄く嬉しいんだ。ツアーでずっと家を空けていて、大事な家族と離れてる、って歌だからね。その家族に対して「ごめんなさい」という思いも込めている。大事な人たちのために頑張って働いてるんだけど、そのためには、しばらくその人たちと離れてないといけない。そんなジレンマが自分たち兄弟に通じるんだよね。
10.HARD TO FIND これはミッド・テンポなロック・ソング。若者なら誰もが経験するような、いや、中年になっても通る、自分探しの道のりを描いてる。
11.ALL OR NOTHING 最初はもっとヘヴィな曲だったんだけど、スロウにした方がメッセージを効果的に伝えられると思ってテンポを緩めた。内容としては“入れ込む”ということについて。音楽業界にしてもそうだけど、世の中、ギャンブルみたいなところがあって、本気で入れ込まないとチャンスをつかめないと思うんだ。そして、自分たちは常に100%入れ込んでやってきた、ということ。
12.PICTURES OF YOU 自分たちが大好きなアーティストたちの作品の中から、何かカヴァー曲をやろうということになった。で、いろいろと候補を考えているうちに、このキュアーの曲が挙がったんだけど、最初俺はピンと来なくてさ。もちろん、曲自体は好きだけど、どうしても自分たちがキュアーをやるのかが想像つかなくてね。でも、他の3人が大賛成だったんで、仕方なく試してみることにしたんだ。ところが、いざスタジオに入って、バンドなりの味付けをしながら仕上げていったら、意外や意外、すごくいい感じでね。実際、ロバート・スミス本人も、このヴァージョンを凄く気に入ってくれてるし、何よりも、キュアーのファンが支持してくれてるのが凄く嬉しいんだ。
13.BULLETPROOF LITにしてはセンチメンタルな曲。1年半ほど前に亡くなった友達について歌っている。その人は、俺らだけじゃなく、いろんなバンドと仲がよかった。そんな素晴らしい友達が亡くなる、とてつもない悲しさと、それをきっかけに、疎遠だった友達との行き来が再開する…、そういうことについて歌ってるんだ。
14.GET BACK 日本盤を聴くのが楽しみだな。ボーナストラックは、レコーディングしたきり一度も聴いてないからね。“GET BACK”は、自分たちのルーツに「戻る」という意味。信じるものに従って、しばらく懐かしい日々を思い出そうという曲。
15.OVER IT アルバムを制作するにあたって、デモを数曲ウェブサイトに掲載して、ファンに投票してもらった。するとこの曲が一番票が多かった。ところが、不思議とアメリカではリリースしてもらえなくてね。だから、日本盤に収まって凄く嬉しいよ。これはマーティ・フレデリクセンとの共作。エアロスミスとコラボレートしたりしている、素晴らしいソングライターだ。そういう人と仕事をすると勉強になるよ。とにかく好きな曲だな。 |
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