リット、消防署でのパーティ疑惑に対し声明を発表。署長と隊員2人が停職

ポスト
Litがニュージャージー州ウッドリッジにあるIselin Fire Department(イズリン消防署)を訪問し、隊員たちは楽しい時を過ごした。しかし、署長と職員2人がその代償を払うことになってしまった。署長のSteven Mellettと、彼の部下のDavid、Kenneth Halarczyk兄弟は、バンドが関与した消防署でのパーティ疑惑の調査が済むまで、一時的な停職処分を受けた。

問題となっているパーティは5月3日、バンドと署の職員が近くのレストランで会食した後、一同が集まって即席で開かれたという。その後、5月13日(月)に郡行政委員会の会合が開かれ、今回の停職処分が決まった。

この事件はバンドのWebサイト(litlounge.com)に写真が掲載されたことで明るみに出た。疑惑の中には消防署での全曲リクエストによるコンサートや、バンドメンバーが消防服を身につけ消火剤を噴射する行為、また消防車への乗車などが挙がっている。

バンドは事件について次のような声明を発表した。「Litが消防隊員らを不祥事に巻き込んだというのは、必ずしも正確ではありません。Litは消防署の職員に勧められたので、そのような行為を行ないました。したがって消防隊員らが、自ら不祥事を起こしたようです……。いずれにせよバンドは、そうした行為が公的に認められていないということを知る余地がありませんでした」

バンドはまた、別の声明で次のように語っている。「Litは'02年5月3日(金)のIselin Fire Departmentのもてなしと、第11支局の視察に感謝しています。当初、昨年9月11日にニュージャージーでコンサートが行なわれる予定でしたが、テロ攻撃があったためキャンセルされました。そこで、そのコンサートの埋め合わせるために戻ってきました。第11支局の消防隊員たちと会うことができて光栄です。彼らは疑いの余地なく、非常事態の際に地域の人々が安心して頼れる存在です」

MellettはAP通信に次のように語っている。「消防署では違法なことは何も行なわれていません。大事になるようなことは何もありませんでした」

Darren Davis, New York LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報