<FRF'04>ズートンズ、冴え渡るサックスで洗脳!

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アジカンの次は摩訶不思議サウンドが炸裂したザ・ズートンズだ。
ザ・コーラルのデルタソニック・レーベルから登場した5人組の彼らは、ファンク、ロック、ポップスのおいしい要素をいいとこ取りし、サックスをフィーチャーした昔のB級映画っぽいサウンドを作り上げている。
ステージに登場すると、衣装は全員お揃いの黄色いツナギと、まるでPOLYSICSみたいだったけど(あるいは黄色いポリフォニック・スプリー?)、オープニングの「ZUTON FEVER」はもちろん、前半からアゲる感じの曲を集中させ、あの摩訶不思議サウンドでレッドマーキーのみんなを躍らせていた。
フジで初めて観た人も多かっただろうが、かなりクセのあるサウンドだけに、初めて観て好きになった人の“出会えた”感は大きなバンドなのではないだろうか。もっともバンドの調子自体は音響のせいでそう聴こえたのかもしれないし、時差か暑さでバテていたのかも分からないが、バンディッツと行なった6月のライヴと比較すると、ちょっと元気がなかったようだ。それでもバンドの個性的なキャラと音楽の楽しさは十分伝わっていただろう。

<セットリスト>
7/30@RED MARQUEE
ZUTON FEVER
PRESSURE POINT
NOBODY LOVES ME
HAVANA GANG BRAWL
RAILROAD
DIRTY DANCE HALL
CONFUSION
REMEMBER ME
DON'T EVER THINK
YOU WILL YOU WON'T
RUMBLIN' RAMBLIN'
ZUTON KHAARRMUUN

(suepyon)
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