リバティーンズ、「ピートなくして曲は書けない」

ポスト
先日は<FUJI ROCK FESTIVAL '04>メイン・ステージで好演したザ・リバティーンズだが、ギタリストのカール・バラーが、バンドの将来について否定的なコメントをしている。バラーは、現在バンドを脱退しているピート・ドハーティ抜きでは「新曲を書いたり新しいアルバムを作ることはできない」とインタヴューで答えた。

バラーは、Launch.comの独占インタヴューでバンドの現状についてこう話している。「(ドハーティ抜きで)こうしているのは好きじゃない。でも、選択の余地はない。やらなきゃいけないんだよ」

彼は、バンドは現在のところいいパフォーマンスをしていると続けたが、将来についてこんな不安を漏らしている。「今のところ、うまくいってるかもしれないけど、この先、ピート抜きで曲を書いたりニュー・アルバムを作れるとは思えない。全てはピート次第なんだ。ピートはドラッグのせいにしているけど、俺にしてみれば、問題なのはドラッグじゃない。そんなの言い訳にしかすぎないよ」

一方、バンドを離れ現在ソロでUKツアー中のドハーティは、8月2日のロンドン公演をドタキャン。翌日ゲスト参加する予定だった友人のギグにも姿を現さなかった。8月2日のライブに対しては今週末、振り替え公演が行なわれる予定だが、彼いつもの“気まぐれ”がこれから先の活動においても心配されている。

ドハーティが離脱する前に制作されたザ・リバティーンズの2ndアルバム『The Libertines』(邦題:リバティーンズ革命)は8月30日にリリースされる予定(英国発売。日本発売9月1日)。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報