ザ・リバティーンズ、週末のイベントをキャンセル

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今週末(6月6日)、ロンドンで行なわれるはずだったチャリティ・イベント<Love Music Hate Racism>がキャンセルされた。理由は、ヘッドラインを務めるはずだったザ・リバティーンズが出演できなくなったからだという。

イベントの主催者は、こう声明を発表している。「残念ながら、今回のイベントはキャンセルすることになりました。ヘッドラインを務めるはずだったザ・リバティーンズが、ギタリストのピート・ドハーティの体調不良を理由に出演を断ってきたからです。本日(6月2日)まで、バンド・メンバーは予定通りパフォーマンスできると考えていました。しかし残念なことに、ピートの回復は思ったより時間がかかるようです。メンバーは、この時期にピート抜きでパフォーマンスするのは望ましくないと考えています」

現在、ピートはフランスで薬物のリハビリ治療を受けている。彼はフランスへ向かう直前、ザ・リバティーンズを脱退すると宣言していた。このためバンドが解散するのではないかとの噂もあるが、マネージャーのアラン・マッギーはこれを否定している。マッギーはバンドの公式サイトthelibertines.comに以下のようなメッセージを掲載した。

「ザ・リバティーンズは解散しない。我々は、心からピートのことを心配している。彼は今、素晴らしい専門医の元にいる。だから変な噂を流すのは止めて欲しい。白衣を着た人間が彼を連れ去ったわけじゃない。彼が自分で決めたことなんだ。いま、彼に必要なのはみんなのサポートだ。変な噂を流すことじゃない」

バンドはこの夏、<FUJI ROCK FESTIVAL'04>をはじめ、いくつかのフェスティヴァル出演が決定しているが、それが予定通り行なわれるのかまだ発表されていない。

Ako Suzuki, London
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