メタリカ、ミック・ジャガーと目を合わすのを禁じられる

Photo by TIM SACCENTI
メタリカのメンバーたちは、2005年にザ・ローリング・ストーンズの公演でオープニング・アクトを務めたとき、ミック・ジャガーと目を合わせないよう言い渡されたそうだ。
ラーズ・ウルリッヒ(Dr)は、『Club Random』ポッドキャストのインタビューで、前にも話したことはあるそうだが、あらためてその逸話を明かした。「俺らがバックステージにいたときだ。これは、ストーンズをジャッジするものでは全くない。パーソナル・アシスタントか何かが来て、“ミック・ジャガーがもうすぐここを通る。トラックに設置したプライベート・ジムへ行き、ショウの前にウォームアップするから。彼がここを通るとき、彼と目を合わせたり、話しかけたりしないで”って言われたんだ」
「俺は、ザ・ローリング・ストーンズとプレイするんだ、ずっと一緒にいるぜ、キース・リチャーズのホテルの部屋で開かれる、朝の9時までやってるっていう伝説のパーティーに行き、俺は最後まで居座るなんてことを夢見てた。そんなんじゃなかったよ」
彼らを批判するつもりはないが、メタリカはオープニング・アクトに気を配るようにしているという。「俺はいつも、サポート・アクトに挨拶に行く。彼らの目を見て、必要なものはないか訊く。人としてそういうもんだろ。メタリカの公演でプレイする人たちには、くつろいでほしいんだよ」
メタリカは2005年、ザ・ローリング・ストーンズが北米で開催した<A Bigger Bang>ツアーで、11月13、15日にサンフランシスコにて開かれた2公演でオープニング・アクトを務めた。
Ako Suzuki