デイヴィッド・カヴァデール、「Here I Go Again」を制作時「もう終わりだ」と思った

デイヴィッド・カヴァデールは30歳を前に、後にホワイトスネイク最大のヒット曲となる「Here I Go Again」(1982年)を作りながら、若く楽しかった日々は終わりだと考えていたそうだ。
当時、一人目の妻との関係は冷え切っており、彼は賃貸アパートメントのリビングルームで一人で寝ていたそうだ。その上、バンド・メイトとの関係も良くなく、30歳になることも憂鬱に感じていたという。
カヴァデールは英国の新聞『The Independent』紙のインタビューで、こう話した。「“Here I Go Again”を作っていたときは、最初の結婚が破綻していて、やるせなく、ポートとソーダで泥酔してるような日々だった。“もうパーティーは終わりだ”って思っていたよ」
「当時は、誰も(ミック・)ジャガーが78になってもツアーしているなんて考えもしなかった! 冗談だろ。彼らはハードルを上げ続けている。ったく!」
「Here I Go Again」は1987年に再レコーディング・ヴァージョンをリリースすると英国でトップ10ヒットとなり、アメリカでは1位に輝いた。また、新ヴァージョンのミュージック・ビデオでは、後にカヴァデールの2人目の妻となるモデルのタウニー・キティンと共演している。
キティンは今年5月、59歳で急逝。カヴァデールは「とても悲しい、予期せぬ知らせで目覚めた…確認を取っているところだ…でも、事実なら、彼女の子供たち、家族、友人、ファンたちへ心からお悔やみを…」と追悼の言葉をあげていた。
Whitesnake’s David Coverdale: ‘I wrote ‘Here I Go Again’ rat-arsed on port and 7 Up’https://t.co/yqQLy6xAMz
— Independent Music (@IndyMusic) November 10, 2021
Ako Suzuki







