いい音爆音アワー vol.81 「究極のサマーソング♪特集」

いい音爆音アワー vol.81 「究極のサマーソング♪特集」
2017年8月9日(水)@風知空知
勢いで「究極のサマーソング」なんて見栄切ってみましたが、果たして何が究極なんでしょう。
ここでは、聴くと爽やかな涼やかな気分になれるような音楽をそう呼びたいと思いました。
したがって必ずしも夏を歌ってなくていい。創り手が夏を意識していなくてもいい。
逆に、夏の歌でも、暑苦しいようなら失格。
そんな基準で、そしていろんな国から選んでみました。
ハワイのアーティストはやはりカラッとした青空が見える気がします。ブラジルは少々憂いが混じって。カリブは汗ばんだ肌をなでる海風。東南アジアはスコールの後のナンプラーの香り。沖縄は三線の響きが涼を呼びます。そして東京や大阪は……?なぜか当日会場ではいしだあゆみ「太陽が泣いている」がいちばんウケました(笑)。
バクオンならではサマーソング・リスト、お楽しみください。
福岡智彦 (いい音研究所)
セットリスト
Native Son「Super Safari」
このテーマ・フレーズは、夏が来るたび思い出す。
夏川りみ「涙そうそう」
この声を聴くだけで癒やされ、気分爽快になります。
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3rd シングル(2001年3月23日発売)
作詞:森山良子/作曲:BEGIN/プロデュース:京田誠一
※カヴァー:森山良子が1998年にアルバム『TIME IS LONELY』に収録。BEGINが2000年3月にシングル発売
オリコン8位(232週チャートイン)
・NHK紅白歌合戦に第53回(2002年)から56回まで、4年連続でこの曲を歌った。
・夏川の姉とBEGINメンバーが同級生。
なつかわ・りみ(出生名:兼久りみ):
1973年10月9日、沖縄県石垣市生まれ
1986年(中学1年)、第10回「長崎歌謡祭」に出場、史上最年少でグランプリを獲得。
1989年、ポニーキャニオンから”星美里”の名で演歌歌手としてデビュー。
1996年に一度引退。
1999年5月21日、”夏川りみ”として再デビュー。
2001年3月、「涙そうそう」リリース。じわじわとヒット。
大瀧詠一「雨のウェンズデイ」
雨模様のサマーソングは心に染みます。
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第2弾シングル「恋するカレン」のB面(1981年6月21日発売)
第4弾シングル(今度は「恋するカレン」がB面)(1982年5月21日発売)
アルバム『A LONG VACATION』(1981年3月21日発売)収録
作詞:松本隆/作曲・プロデュース:大瀧詠一
レーベル:CBSソニー
アルバムはオリコン2位
・レコーディング・メンバーは細野晴臣、林立夫、鈴木茂、松任谷正隆。別のメンバーで一度録ったがイマイチだったので、彼らを呼んで録り直したそうだ。
・当初、夏に合わせ、大瀧の誕生日7月28日に発売する予定だったが、松本が妹の死により詞が書けなくなり、その分発売を延期することになった。