ポール・マッカートニー、カニエ・ウェストを擁護

ポール・マッカートニーが、2月にUKで開かれた<ブリット・アワーズ>のパフォーマンスでNワードを連呼し物議をかもしたカニエ・ウェストを擁護した。彼が歌った「All Day」の中には放送禁止用語であるNワードが40回近く含まれており、テレビで放送された際には曲の半分近くが無音となってしまった。
そのカニエ、リアーナとコラボした「FourFiveSeconds」がヒット中のポールは、『Q』誌のインタビューでこう語った。「40回くらい、Nワードを口にしたんだよね。それは問題だ。わかるよ。とくに現代のアメリカの風潮ではね……。君がカニエのやっていることを好きだろうが、嫌いだろうが、彼はアーティストであり、そこが彼の卓越したところだ。Nワードを再生し再適応させた、それが彼の流儀なんだ」
2015年に入ってから何かと話題が尽きないカニエ・ウェスト。このブリット・アワーズでのパフォーマンス、グラミー・アワーズでのベック批判、そして最近ではグラストンベリー・フェスティヴァルのヘッドライナーに選ばれたことで物議をかもしている。
Ako Suzuki
前のページへ
1 / 2







