ザ・レイクス、春にニュー・アルバムをリリース
ザ・レイクスが来年春、’05年のデビュー・アルバム『Capture/ Release』に続く新作をリリースすることになった。タイトルは『Ten New Messages』。アークティック・モンキーズのプロデューサー、ジム・アビス、プライマル・スクリームの作品を手がけたブレンダン・リンチがプロデュースした。
シンガーのアラン・ドノホウは、ニュー・アルバムを「コーラス・ミュージック、TV番組“24”、ボンドのテーマ曲、第1次世界大戦の詩、シュガーベイブスをミックスしたもの」と表している。「前作よりピントが合ってる。同じような歌詞だけど、もっとキャラクターがあるな」収録曲の中には、トム・クルーズを歌ったものもあるという。「“When Tom Cruise Cries”って曲があるんだ。メディアの扇情主義を歌う一方、どうして俳優は演技してるだけなのに見るほうは思いっきり感情移入ができるんだろうって話。トム・クルーズが映画『Magnolia』で病床の父親を前に泣いてるの見て、アイディアを思いついたんだ」
レイクスの2ndアルバム『Ten New Messages』は3月リリース予定(英国発売)。バンドはこれに併せ、UKツアーを行なう。ロンドンでは3月31日にブリクストン・アカデミーでパフォーマンスする。
Ako Suzuki, London