新人らしからぬ度胸を見せた“ライヴ伝説”!?

2006.04.11 04:36

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2nd SINGLE








「ピエロ」


映画『真救世主伝説「北斗の拳ラオウ伝 殉愛の章」』主題歌


2006年4月12日発売

GZCA-7070 \1,050(tax in)




1. ピエロ

2. 桜絵

3. ピエロ-Instrumental-













MOVIE











メッセージ映像











INFORMATION






■オフィシャル・サイト

http://www.kamikiaya.jp









――とても度胸が据わってそうですが、ライヴは緊張します?



上木:いつもやってる250人キャパくらいのライヴハウスは、お客さんとの距離がすごく近くて、家にいる延長線のような感じでもあり、コミュニケーションをとれればいいなと思ってやっているんですけど。前にイベントで2,000人くらいのキャパのところでやらせてもらったことがあって、そのときにステージの上に立った瞬回“狭っ!”と思って(笑)。それまではそのハコは、すごく広くてここでできる人はすごい大物で、そういうステージに立たせてもらえることは光栄だなぁと思ってたんですけど。すっごい緊張して出て行ったのに、“狭っ!”と思った瞬間から緊張もなくなって、走るわ喋るわ(笑)。はやくワンマンでも大きいハコでやりたいです。



――やってみたい会場はありますか?



上木:前にB’zの大阪ドームを観に行って、“ここだな”と思いましたね(笑)。そのライヴもものすごくハンパなくかっこ良くて。360度お客さんに囲まれてるプレッシャーの中で私も歌ってみたいと思いましたね。口から心臓が出てくるようなプレッシャーのあるところでやってみたいです。



――武道館はどうですか?



上木:えーっ!? だってあそこは武道をするところですよ!



一同:大爆笑



上木:って言いながら、まだまだそんなところでできる段階ではないですからね。



――言霊ですから。ずっと言ってればいつかかないますよ。



上木:すごい! ここ最近だけで「言霊ですから」って言われたの4人目です! 昔から「トップになってやる!」って言ってて、そのスタートラインにいま立ったばっかりですけど、ここまでこれたのも言霊かもしれないですよね。



――そうですね。で、B’zの話が出ましたが、2ndシングルはB’zのカヴァーで。



上木:そうなんですよ! 『北斗の拳』(『真救世主伝説「北斗の拳
ラオウ伝 殉愛の章」』)の映画の主題歌のお話をいただいて。それだけでも舞い上がってて。“どんな曲にしようか”っていろいろ話し合ってるときに、たまたまB’zさんの曲でっていう話になって。もぅ迷わず「私に歌わせてくださいっ!」って。しかも稲葉さんが詞を書き直してくれて。



――その書き直してくれた部分を見てどう思いました?



上木:すごい、この人の頭の中はクレイジーなんだなと思いました(笑)。こういう発想が出てくるんだなっていうところですよね。稲葉さんになりたいぐらい(笑)。



――“え? そこ直したんですか?”っていう部分はないですか?



上木:あぁ。でも、女の子が言ってピンと来る言葉と来ない言葉があるじゃないですか? だから、書き直してくださった部分は、女の子が発してピンと来る言葉じゃなかったから書き直してくれたんだと思うんですよ。やっぱり書き直された詞の方がピンと来るんですよね。



――稲葉さんのシャウトと同じ<俺はピエロ>というフレーズは?



上木:“俺”はさすがに抵抗ありましたけど、でも“俺”っていう言い回しができる機会は今後ないと思うんですよ。だから、違う自分を見せられるいい機会だと思いますし。そういう曲を作ってくれて、それを歌えて、それを発表できてよかったと思います。



――自作詞以外の曲を歌ったという点では?



上木:新鮮でしたよ。あとは、この詞を書いたときに稲葉さんは何を思っていたのかとか、そこまで考えないと伝わらないと思うので。詞を作った人が何を思って作ったのかを探って歌うことも楽しかったですね。このメロディにこの詞を入れるのか、って勉強にもなるし。レコーディングも大変だったんですよ。やっぱり人の言葉なので、うまく伝わらなかったりして。自分の言葉にするまでに何度も歌って時間がかかりましたけど、すごく勉強になりました。



――でも、だからこそそれは次の作品作りにも当然活きていくでしょうし。



上木:そう。だから次のシングルはプレッシャーなんですよね(笑)。でも“目指せドーム・ツアー!”で頑張ります(笑)。




取材・文●望木綾子








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