【ライヴレポート】Angelo、ツアー<THE TRINITY>ファイナルは結成20周年の“天使の日”「愛しいキチ◯イのままでいてください」

2026.10.05 13:46

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Angeloが結成20周年となる2026年、9月25日から10月4日にかけて全3公演のツアー<THE TRINITY>を開催した。同ツアーに先駆けて9月23日にはベストアルバム『ECLIPSE』をリリース。大阪・名古屋公演を経て、これまで周年ライブが行われてきた“天使の日”=10月4日、埼玉・大宮ソニックシティ大ホールで最終夜を迎えた。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

2025年10月4日および5日に東京・国立代々木競技場第二体育館で行われた<START OF THE WORLD LINE>にて、約3年9ヵ月ぶりの再始動を遂げたAngeloが、大宮ソニックシティのステージに立つのは、2020年の“天使の日”以来6年ぶり。コロナ禍にあった当時、約7ヵ月ぶりにバンドスタイルでの有観客ライブを再開させた場所でもある。

あの日、本来約2,500名収容可能なホールの観客数を、感染対策のため50%以下の約1,200名に制限したが、今回はフルキャパシティで実施となる。キリト(Vo)が「あの時から、俺たち人間なら、なんとか乗り越えられると信じていたので、こうやってここでまた皆さんに会えて、思いきり叫んでライブをやれること、やっぱり嬉しいよね」と語ったように、物理的な更新と同時に、2020年には叶わなかった景色を、活動休止と再始動を経た今のAngeloとして描き直す、極めて重要な一夜となった。

一筋縄ではいかない楽曲群の土台を確かな安定感で支えるKOHTA(B)とTAKEO(Dr)のリズム隊、異なる個性を持ちながら、鋭利なサウンドとアグレッシヴなパフォーマンスで魅せるKaryu(G)とギル(G)のツインギター、そしてフロントマンとして圧倒的な吸引力を誇り、力強くも温かな歌声から攻撃力の高いシャウトまで自在に行き来するキリト。そんな5人とフロアが一体となり、さまざまな場面を経ながら、全24曲が繰り広げられた。

幕開けを飾ったのは、“大きな歯車を壊さなければ現実は変わらない”ことを示す「FAITH」。そこに2025年発表した現時点での最新曲「NEOCREATE」(=新たな創造)、《君がいるから 歩いていける 未知なる新しい世紀へ》と歌う「HYBRID CENTURY」が続き、まさにAngeloがこれまで表現し続けてきたものと、この夜の意味が重なる象徴的な序盤ブロックとなった。

なお、1〜4曲目のうち、最新曲以外の「FAITH」「HYBRID CENTURY」「ORIGIN OF SPECIES 「ALPHA」」は、いずれも6年前の“天使の日”にも披露されていた楽曲だ。これはおそらく偶然の一致ではあると思われるが、過去を塗り替えるようにキリトがオーディエンスの声を求め、大きなOiコールが上がったことも感慨深い。

中盤ではエモーショナルなバラード「事象の地平線」を皮切りに、「春の風」「Crave to you」「CONNECTED NEW CIRCLES」と温かな楽曲が並び、過去の喪失や傷跡を抱えながら、今を生き、その先へ進もうとする4曲の流れが、この夜だからこそのリアリティをもって胸を打った。また、「伝説的なヤベー1日にしましょう」というキリトの言葉も飛び出しながら、「RIP」「シナプス」「SCRAP」「PROGRAM」「Script error」といったライブチューンが本編とアンコールそれぞれの終盤に配され、凄まじい熱量の絶景を生み出したのだった。

1年ぶりの再会も終わりに近づく頃、キリトは次のように述べた。

「真っ直ぐに生きるからこそ、無難な嘘はつけないし、次があるとは限りません。今日が最後になるかもしれない。だからこそ、今日ここまで会いに来てくれたあなたたちの行動、素敵だと思います。きっと次があるんじゃないかと思ったから……で、後悔することってたくさんあると思うからね。またこんな奇跡があったらいいなと願いながら、これからもメンバー全員、ひたむきに歩いていきますので、みんなも約束してください。ちゃんと明日からも前を向いて、その愛しいキチ●イのままでいてください。そうしたらまた何か素敵なことがあるかもしれない。約束されていないからこそ、素晴らしい。いつか一生懸命生きたその先で振り返った時、“あぁ、あの日が最後だったんだ”って思う日が来るかもしれない。だけど、こうやって与えられた今を真剣に生きたからこそ、後悔はないよね。そういうふうに生きるからこそ、本当のリアルをこれからも表現したいと思います」
──キリト

今後の動向に関する新たな発表はなかったものの、キリトの言葉を踏まえれば、確かな未来が示されていないからこそ、この夜に刻まれた現在が、彼らのこれからへと繋がっていくのだろう。1年前に「次の約束は今のところないですけど、割と強めに次はあると思います」と語った“次”は、こうして確かに訪れたのだから。

本ツアーのタイトル<THE TRINITY>は“三位一体”を意味する言葉だが、3公演という表層的な“3”と、過去・現在・未来をひとつの物語として繋ぐ“3”を重ねたものと捉えることもできるのではなかろうか。ベストアルバムに冠された『ECLIPSE』=日食は、比喩的に再生や新たな周期の始まりを象徴する言葉としても用いられる。6年前には叶わなかった景色を、現在のAngeloとして描き直したこの夜が、ひとつの終わりではなく新たな始まりであることを願わずにはいられない。

 

■ツアー<Angelo「THE TRINITY」>
2026年10月4日(日)@埼玉•大宮ソニックシティ 大ホール SETLIST

01.FAITH
02.NEOCREATE
03.HYBRID CENTURY
04.ORIGIN OF SPECIES「ALPHA」
05.The Crime to Cradle
06.RETINA
07.THE CROCK OF ULTIMATE
08.事象の地平線
09.春の風
10.Crave to you
11.CONNECTED NEW CIRCLES
12.MADMAN MAKE QUANTUM VARIATION
13.スーサイドゲーム
14.ガイア
15.Deep Psyche
16.CONVICTION
17.RIP
18.シナプス
encore
en1.荊棘の棘
en2.SCENARIO
en3.MICRO WAVE SLIDER
en4.SCRAP
en5.PROGRAM
en6.Script error

 

■LIVE Blu-ray『Angelo「THE TRINITY」』
2027年2月24日発売
受注期間:2027.1.31(日)23:59まで
詳細:https://angeloofficialonlineshop.jp/
【受注生産限定盤Blu-ray(WEB限定)】
ANXB-00023 / ¥9,900(税込) ※別途配送料
特殊ケース仕様・メイキング映像・オリジナル特典付き
※購入者対象限定応募プレゼント企画有り
収録内容:2026.10.4(日) 埼玉•大宮ソニックシティ 大ホール 全曲収録予定
※お届けは2027.2.24(水)頃を予定しております。
※受注生産限定盤はCDショップ等でのお取り扱いはございません。

 

■Angelo「THE TRINITY」開催記念ラッフルくじ
販売期間:9月25日12:00〜2027年1月5日23:59
お届け目安:2027年4月上旬
詳細:https://raffle-kuji.jp/lotteries/1414

■Angelo「THE TRINITY」メモカぴあ
申込受付期間:10月4日(日)~11月4日(水)
詳細:https://memorial.pia.jp/shop/pages/2026angelo.aspx
※画面TOP掲載のAngeloスライドバナーをクリックいただくか、検索窓に“Angelo”と入れて商品検索を行ってください。