【ライブレポート】10周年ワンマンで刻んだマジカル・パンチラインの集大成、沖口優奈が涙の卒業

2026.04.17 09:24

Share

マジカル・パンチラインが、4月16日「Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)」にて結成10周年記念のワンマンライブ<LiVE PARK 2026 10th Anniversary LiVE〜Shining The Magic〜>を開催した。

マジパン史上最大キャパの本公演は、メンバーカラーとシルバーを基調とした10周年記念の衣装を身にまとい、グループの代表曲「マジカル・トキメキハイビーム」で幕を開けた。「Sugar Magic」「SUMMER MAGiC」と10周年YEARにリリースされた楽曲を続けて披露。「SUMMER MAGiC」はグループのデビュー曲を手がけたTom-H@ckが提供した楽曲だ。

沖口優奈の「やってきました、Kanadevia Hall―!!!」の掛け声に会場中が全力の声援で応える。

広いステージをふんだんに移動し、いつもとは違うフォーメーションで歌い踊る5人。「マジ☆マジ☆ランデブー」「Shiny Shoes」「あいわなびー」とポップな楽曲を、会場中へ愛を振りまくように、たくさんのレスを届ける。

続いてのブロックからは一転、「パレードは続く」「108煩悩BOMB」とグループ結成初期からの根強い人気曲を披露する。宇佐美空来の「まだまだ始まったばかり!私たちと盛り上がっていきましょう」の声に呼応するようにボルテージが徐々に上がっていく。背中をそっと押してくれる「名もなきヒーロー」、マジパンの魂を歌う不屈の名曲「もう一度」と畳みかけ、「Kanadevia行くぞー!」の声にオーディエンスはすでに最高潮となった。

スクリーンにグループ結成当初のメドレー映像が流れ出すと、”あの頃”のSEと共にオリジナルメンバーが登場。マジカル・パンチラインの10周年、そして沖口優奈の卒業を盛大に盛り上げる粋なステージだ。デビュー曲「Magiかよ!?BiliBili☆パンチライン」、続けて「謎から謎めくMystery」をパフォーマンス。約8年ぶりとは思えないステージングにこの日に駆けつけた結成メンバーの心意気を感じた。懐かしさ溢れるMCを繰り広げながら「マジカル・ジャーニー・ツアー」と計3曲を披露。

会場に沖口優奈卒業メモリアル動画が「ハルイロ」とともに流れる。映像が終わると、ステージには紫、そして過去のメンバーカラーである青・白が入ったドレスを着た沖口優奈が登場し、自身が作詞をした「ずっと…」を披露。「いつかこの歌が思い出に変わる日までさ」と歌う5人に会場中から啜り泣く声が聞こえる。

そして、グループを卒業する沖口からファン・メンバー・スタッフ・両親への感謝の手紙が読まれると、会場中がその言葉一つ一つを一言も聞き逃さぬようにと心を向けた。

「マジカル・パンチラインが皆さんから愛され、支えられながら10周年を迎えられたことを本当に幸せに思います。2011年12月、13歳の時にアイドルオーディションで立ったこの「東京ドームシティホール(Kanadevia Hallの旧名)」ここから私のアイドルへの物語がスタートしました。15年越しでマジカル・パンチラインとして再び同じステージに立てたこと、本当に嬉しく思います。10年前に夢だったアイドル人生がスタートしました。大阪から上京し慣れない一人暮らしと活動の中で上手く行かず涙したこともありました。振り返ってみると悩んだ日々も愛おしく感じます。10年間楽しかったこと、辛かったこともありましたが、ファンの皆さんはどんな時もマジパンを大切に思ってくれて、暖かい雰囲気が大好きだったし、そんなファンの皆さんは私の誇りです。沖口優奈の物語、アイドル編はハッピーエンドです!これからまた新たな沖口優奈の物語を歩んでいきたいと思います。改めて本当に有難うございました!」

と感謝の手紙を綴った。

「これからもみなさんの記憶の中に沖口優奈がいたマジパンが残りますように」と涙無しでは聴けないバラード曲「ひとかけら」を歌う。「明日がいつか描いた夢のひとかけらでありますように」そう願うメンバーの心が伝わる一曲だった。続けてエモーショナルに美しい歌声で「今日がまだ蒼くても」を歌い上げる。

沖口優奈
吉澤悠華
益田珠希
山本花奈
宇佐美空来

そして、吉澤悠華がこの日のためにデザインした新衣装を披露した5人。スパンコールの光沢感にメンバーカラー全開の衣装で大きなステージによく映える衣装だ。本編も終わりに近づき、怒涛のブロックへと突入。

「渚のサーフライダー」「Melty Kiss」と盛り上がり必至の湧き曲を披露し、「ぱーりないと!!」では会場中がタオルを回し圧巻の景色を見せつけた。「今日を越えて未来を掴んで」と、マジパンのアンセムソング「ONE」を歌い切る姿に逞しさを感じる。ラストナンバー「これから、私!」が流れると会場中が笑顔で本編を終えた。

アンコールでは結成メンバーも含めた9人で最初で最後のパフォーマンスをする。会場中が手を挙げ声を上げ、まさにメモリアルな「もう一度」であった。結成メンバー、そして沖口優奈がステージから降り、現メンバー4人に渡されたバトン、たくましくカッコよく「マジカル・トキメキハイビーム」を歌い踊る4人。これから始まっていく新体制への不安は一切感じさせない魂のこもったパフォーマンス。

マジカル・パンチラインの新リーダーである吉澤悠華が「マジカル・パンチラインは負けない強さで頑張っていくのでこれからも付いてきてください!」と決意表明を伝え、ライブは幕を閉じた。

メンバーがステージを降りると、会場のスクリーンに映像が流れ出し「2027年2月マジカル・パンチライン新体制初ワンマンライブ開催決定」「2026年6月〜定期公演開催決定」の嬉しいニュースが。新章へ突入するマジカル・パンチラインのこれから期待だ。

<LiVE PARK 2026 10th Anniversary LiVE〜Shining The Magic〜>

1.マジカル・トキメキハイビーム
2.Sugar Magic 暗
3.SUMMER MAGiC
4.マジ☆マジ☆ランデブー
5.Shiny Shoes
6.あいわなびー
7.パレードは続く
8.108煩悩BOMB
9.名もなきヒーロー
10.もう一度
11.Magiかよ!?BiliBili☆パンチライン(オリジナルメンバー)
12.謎から謎めくMystery
13.マジカル・ジャーニー・ツアー
14.ずっと…
15.ひとかけら
16.今日がまだ蒼くても
17.渚のサーフライダー
18.Melty Kiss
19.ぱーりないと!!
20.ONE
21.これから、私!
EN1.もう一度(オールラインナップ)
EN2.マジカル・トキメキハイビーム(新体制)

◆マジカル・パンチライン・オフィシャルサイト