MESSAGE | | 今回、BARKSへは初登場となったストレイテナーのインタヴュー特集はいかがでしたか? フロントマンのホリエアツシさんの、音楽に対する真摯な姿勢が感じられたはずです。
そんなホリエさんに映像コメントをいただきました! 画像をクリックしてメッセージをチェックしよう!! |
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| ――ナカヤマさん(Dr)とは、出会ってから本当に長いんですね。
ホリエ:そうですね。もう……15年ぐらいですかね。
──その日々の中で、何か感動的なエピソードなどは?
ホリエ:感動的ですか(笑)。……上京した時、ナカヤマ君は何もない状態で上京してきたんですね。 僕は、東京に来てこっちで音楽をやりたいからって受験して、大学に入って。 もう一人、高校の時に一緒にバンドをやってたヤツがいたんだけど、大学に落ちちゃって。 それでも「一緒に来ればいいよ」って話もしたと思うけど、そいつは来なかったんですね。 でもナカヤマ君は、大学とか何もないけど、一緒にやるから来たっていう。わりと腹をくくって、運命を背負って来たというか(笑)。 僕の方でも、曲を作ることにおいては、最初っから何か根拠のない自信があったんですね。大丈夫、っていう。
──では、新しいシングルを作り終えたホリエさんは、今、どんな感じですか? 抜け殻にはなってませんか?
ホリエ:いや、今は全然。湧いてますよ、創作意欲が(笑)。 結構、この『THE REMAINS』は、自分で“これは名盤!”って叫びたいって感じですね。 今は、新しくちょっとおもしろいものもできつつあって。 今回、「DISCOGRAPHY」は、サウンドでは遊んでるけど、メロディーはそんなにそれてないですよね。 そうじゃなくて、メロディーも含めて楽曲自体で遊ぶというか、そういう感じのもやりたいなというのがありまして。 そういうこともやっていかないと、飽きちゃいますから。 ──それはおもしろそう。 そういえば、今回の3曲には、歌詞に“僕”とか“君”とかの一人称がないですね。 ホリエ:『TITLE』を作ってる時、何曲か書いてるうちに結構、人間的というか感情的なものが沸き起こってくる曲もあったりして。 全体的に見るとそっち寄りの、人間性に満ちたアルバムだったから、そういうものを作って、かつ達成感があったんですね。 だから、またこういう感じの、どっかこうブッ飛んだ歌詞を書けたらいいなとは思って。 結構、1曲目は訳わかんない感じになったかなと。 ──具体的なものがないわけじゃないけど、何かよくわかるようでわからない。そのせいなのか、聴くたびに、思うことや印象が違ってくるんですよね。
ホリエ:僕自身もそうですよ、聴いて全然違ったりしますからね。 聴いてて、自分の曲で泣けたりしますから。 歌ってる時よりも、聴いてる時のほうがジワッときたりしますね。「ええ歌や……」的な(笑)。 ──6月30日のZEPP TOKYOワンマンはすでにチケットが完売。 そして、夏は今年も各地のフェスに出演されますね。なんだかもう、フェスに欠かせないバンドになりつつありますよ。
ホリエ:おぉ! でもね、ライヴはかなり命賭けてるから、(ライヴも)評価されたらうれしいし、まだまだいっぱい出たいし。 SUMMER SONICでもブチかましたいですね。 (観客は)洋楽ファンが多いのかもしれないけど、自分も洋楽ばっかり聴いてた頃があったから、 日本のバンドを聴かないで斜に構えてる人にブチかましたいっていうのはありますね。気持ちがわかるだけに(笑)。 取材/文●梶原有紀子 ●インタヴュー前半へ>>>GO! |
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