ドコモ vs ソフトバンク割引戦争勃発!?
企業間競争というのは、ある種、戦争のようなもの。一方が新技術・新サービスを投入すると、もう一方も同程度の、もしくはそれ以上のものを投入する。そうやって企業はしのぎを削り、市場は発達していく。
ソフトバンクの孫正義社長は、同社がNTTドコモ対抗の「ブループラン」とau対抗の「オレンジプラン」を発表した際、以下のようなコメントを出している。
<他キャリアが追従したり、対抗値下げした場合は、24時間以内にさらなる値下げを発表する>
他キャリアに対する挑戦ともいえるこの発言。それが今回、現実のものとなった。
6月26日、ドコモは新割引プラン「ファミ割MAX」と「ひとりでも割引」を発表。「ファミ割MAX」は、家族向け料金割引、「ファミリー割引」契約者を対象としたサービスで、最も割引率の高い、最長継続利用者の割引率をファミリー割引対象者全員に適用するというもの。「ひとりでも割引」は、2年間の継続利用をしているユーザーに対して、「(新)いちねん割引」と「ファミリー割引」を合わせたもの以上の基本料割引が適用されるという。
以上のような新サービスを発表した、まさに当日、ソフトバンクが対抗サービス「家族割引MAX」と「自分割引(ブループラン)」を電撃発表したのだ(その詳細な内容は以下のリンク参照)!
インパクトの面で、完全にソフトバンクに軍配が挙がった形となった今回の価格戦争。面目が潰されたNTTドコモの「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」という謳い文句通りの反撃はいつ? そしてソフトバンクの“パトリオットミサイル”的な迎撃はどうなる?
なんだか、考えただけでもワクワクしちゃいますね!
(画像は、ドコモを食っちゃったソフトバンクを端末で表現してみました)
■ ドコモの反撃発言にツマブキショック!
http://www.barks.jp/download/?id=1000032158&m=news