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75年12月14日生まれ、東京都出身。父親は藤本敏夫、母親は加藤登紀子という、アーティスティックな環境の中育ってきたYae 。高校時代に身体表現へ興味を抱き、宮本由美子に師事し、モダンダンスを始める。

'95年、加藤剛主演による音楽劇「コルチャック先生」の歌手役で役者デビュー。この舞台をきっかけに、本格的に“歌唄い”を目指し、作詞・曲活動を始めていく。2000年には、日本酒メーカー「大関」のTVCMに出演。田村正和と共演するだけではなく、母親の加藤登紀子が歌い続けてきた同CMの歌も、娘の彼女が歌い継いでゆくこととなった。そして '01年6月20日、アルバム『new Aeon』をリリースし、本格的なシンガー/アーティストとしての道を歩み始めたYae 。

好きな音楽が「World Music、民族音楽、女性ヴォーカルもの」と語るよう、彼女自身も悠久かつ郷愁性を想い起こさせる、日本という大地へ根づいた普遍性の高い楽曲を好んで歌っている。ただし、いわゆるNew Age PopsやWorld Beat Song と捉えられると、大きな語弊を生みかねない恐れもある。何故なら彼女が歌っているのは、民族的な要素を用いた…ではなく、心の内側へ広がる、“ Yae 自身の感情という国”が奏でだす音楽達なのだから……。

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