santessa

アイリッシュ海に浮かぶマン島出身の女性シンガー。ガーナ人とイギリス人のハーフの母とアイルランド人の父を持つ。幼い頃にボブ・マーリーをTVで見てシンガーを志し、6年間のスペイン生活を経て19歳でロンドンに渡る。

レア・グルーヴやレゲエに影響を受ける中、デヴィッド・ボウイの名作「Low」に出会い衝撃を受け、マッシヴ・アタックやトリッキーといったブリストル発のトリップホップとの出会いをもって、彼女のシンガーとして生きていく方向性が決定付けられる。

その後2年でアルバム4枚分のレコーディング(いずれも未発表)をした後、シャーデーのギタリストであるスチュアート・マシューソンの目に留まり、彼のプロデュース、エピック傘下の新レーベル、Disco Volanteの第一弾アーティストとして2000年、アルバム『デリリウム』でデビューを飾る。トリップホップの深いグルーヴの上をたゆたうように流れるその清涼感溢れるハイトーン・ヴォイスが心を和ませる。