オジー・オズボーン「メタルの烙印、心地良く思ったことはない」

トニー・アイオミもそうだが、オジー・オズボーンも、彼の音楽がヘヴィ・メタルとジャンル分けされるのを好ましく思っていないそうだ。
『SPIN』のインタビューで「始まったときから当事者として目にしていて、ロックとメタルの世界はどう変わったと思うか?」と問われたオジーはこう答えている。「俺は、俺に与えられたそのタイトル、“メタル”っていうのを心地よく思ったことはない。(メタルと呼ばれていい)本当にヘヴィなバンドがいて、オジー・オズボーンもヘヴィだからって、同じカテゴリーに入れられる。一度、特定のジャンルに分類されると、軽めだったりアコースティックだったり、自分がやりたいと思うことをやるのが難しくなりかねない。昔は、ロック・ミュージックってだけだった。今だって、ロック・ミュージックってだけだ」と話した。
オジーは数ヶ月前、CNNのインタビューでも「自分と“ヘヴィ・メタル”という言葉が結合することに、ずっと違和感を持ってきた。ヘヴィ・ロックっていうなら、わかる」と発言していた。
ブラック・サバスのバンド・メイト、トニー・アイオミも、ブラック・サバスはロック・バンドだと考えているそうだ。彼らの友人であるジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは、10月、マーク・マロンのポッドキャスト『WTF』にゲスト出演した際、ジャンルとしてのヘヴィ・メタルの起源について問われると、こう語っていた。
「偉大なバンド、ブルー・チアーだと言う人たちもいる。“Summertime Blues”は本当にヘヴィな曲だった。ヘヴィ・メタルという名は、ステッペンウルフの曲“ヘヴィ・メタル・サンダー(「Born To Be Wild」の一節)”からだと提言する人たちもいる。でも、サウンド面になると、大論争を引き起こす。その例がなんといっても、サバスだ…。俺はずっとサバスをヘヴィ・メタル・バンドだと推してきたが、俺の友人、トニー・アイオミは常に、”違う、僕らはロック・バンドだ。ハード・ロック・バンドだ“と言う。俺が”いや、君らはヘヴィ・メタル・バンドだ“って言っても、”違う、違う“と」
故に、ハルフォードいわく「絶対的なヘヴィ・メタル・バンドはジューダス・プリーストだ」という。
“I’ve had one of the most amazing careers any artist can ever have.”
Ozzy Osbourne opens up about his new podcast, his storied career in rock music and whether or not he’s actually the godfather of reality TVhttps://t.co/wG9d3bFmTY
— SPIN (@SPIN) December 12, 2023
Ako Suuzki







