フランツ・フェルディナンド、ニュー・アルバムを完成
フランツ・フェルディナンドが、2005年の『You Could Have It So Much Better』に続く3rdアルバムを完成させた。前作同様、ダンス・レコードではあるものの、ちょっと趣向が違うらしい。
BBCのインタヴューに答えたフロントマンのアレックス・カプラノスは、前作との違いをビートのスピードを交えわかりやすく解説している。「2ndは速く、激しくクレイジーだった。1分150ビートだ。ティーンエイジャーのセックスみたいだったな。新作は、もっと安定してて、もうちょい踊りやすいかもしれない。1分104~105ビートだ」
「ああ、別のサウンドだよ。別の楽器を使ってるし、テンポも、作る際の姿勢も違う。でも、俺ら4人が作るものはいつだってフランツ・フェルディナンドらしいサウンドになるんだ。今回もダンス・レコードだよ」
来年初めのリリースが予定されているが、タイトルはまだ決まっていないという。「まだ全然、わからない。わかってれば、いいんだけど。何かに名前つけるの、苦手なんだ」
バンドは8月、アルバムに収録される「Lucid Dreams」をiTunesを通じリリース。同トラックはオフィシャル・サイト(Franzferdinand.co.uk)でも試聴できる。
11月末には、ヨーロッパでミニ・ツアーを予定している。
Ako Suzuki, London







