ベスト・サウンドトラック・トップ10
アメリカのマガジン『Vanity Fair』の編集者が選んだベスト・サウンドトラック・トップ10が発表された。映画の出来とは関係なく、純粋に音楽だけが評価されたこのリスト、「演技は最悪」との注釈がつきながらもトップに選ばれたのはプリンス主演の映画『Purple Rain』(’84年)のサントラだった。
『Vanity Fair』誌は、同アルバムを「ファンク、R&B、ポップ、メタル、そしてサイケデリック(のサウンド)を一体化。80’sの決定盤」と評価している。そして2位には、ビートルズの『A Hard Day’s Night』、3位にはジミー・クリフ出演のレゲエ映画『The Harder They Come』と続いている。
また、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オヴ・サイレンス」がテーマ曲の名作『卒業』は5位に選ばれた。
『Vanity Fair』が選んだベスト・サウンドトラック・トップ10は以下の通り。()内は邦題と制作年度。
1.『Purple Rain』(パープル・レイン ’84年)
2.『A Hard Day’s Night』(ハード・デイズ・ナイト/ビートルズがやって来る、ヤァ!ヤァ!ヤァ! ’63年)
3.『The Harder They Come』(ハーダー・ゼイ・カム ’73年)
4.『Pulp Fiction』(パルプ・フィクション ’94年)
5.『The Graduate』(卒業 ’67年)
6.『Superfly』(スーパーフライ ’72年)
7.『Trainspotting』(トレインスポッティング ’96年)
8.『Saturday Night Fever』(サタデー・ナイト・フィーバー ’77年)
9.『American Graffiti』(アメリカン・グラフィティ ’73年)
10.『The Big Chill』(再開の時 ’83年)
Ako Suzuki, London







