エアロスミスが’01年春の発売に向けて新アルバムを制作中
Aerosmithは、’01年春の新アルバム(タイトル未定)のリリースに向けて準備万端だ。新しくロックの殿堂入りを果たした彼らは、すでに20曲のレコーディングを済ませており、新アルバムは“へヴィーで想像力にあふれ、パノラマのよう”で、それがAerosmithの独特なサウンドに“万華鏡のように組み合わさっている”と評されている。
レコーディングは、バンドのリーダーであるJoe PerryとSteven Tylerがプロデュースを担当し、曲は共作者のMarti Frederiksen、Mark Hudsonの協力を得て、ボストンにあるPerryのホーム・スタジオ“Boneyard”で行なわれている。新曲のうち、すでに“Beyond Beautiful”“Under My Skin”“Avant Garden”“Jaded”が完成しており、’01年1月8日のAmerican Music Awardsで“Award of Achievement”を受賞する際に“Jaded”が初披露されることになっている。
Perryは新アルバムについて、次のようにコメントしている。
「自分の耳に従うんだ。大物のプロデューサーをつけて、色番号つきの塗り絵みたいに(決められた形に)は、したくなかった。より自然な生き物のような感じになってるよ。自然になるがままにまかせる中から、ひらめきが出てきたんだ」
Tylerが言葉を付け加える。
「今までにない領域に踏み込んだんだ」
さらに、バンド内でプロデュースをすることで、すべてが“より心に近いもの”になったという。また、メンバーは全員、お互いの批判には容赦がなく、残酷なくらいハッキリと言うらしい。だが、そのことで曲がより早くまとまったということだ。
Bruce Simon、ニューヨーク







