【ライブレポート】Crystal Kay、バースデーライブにEXILE SHOKICHI、Zeebra、金城碧海ら登場。「今日は飲んで騒いで踊って、ブチ上がっていくよ!」

2月26日に40歳の誕生日を迎えたCrystal Kayが28日、自身初となるバースデーライブ<Birštonas presents CK BIRTHDAY BASH LEVEL 40>を地元の会場である神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催された。
本ライブでは、EXILE SHOKICHI、SWAY、JIMMY&WEESA(PSYCHIC FEVER)、Zeebra、Mummy-D(RHYMESTER)、Daichi Yamamoto、金城碧海(JO1)、Lucas Valentineといったゲストがお祝いに駆けつけ、同じ誕生日のJIMMY&WEESAとは新曲「TWO TWO SIX」を初披露。客席には著名人を含む友人や仲間たちが顔を揃えステージも客席も大騒ぎとなり、明るくくったくなく誰からも愛される、Crystal Kayの人柄がそのまま映し出された大人の一夜となった。
「今夜はここが横浜イチの熱いクラブになるぜ!」。Zeebraによるイントロダクションを合図に、DJ・Lucas Valentineによるダンサブルなビートが会場に鳴り響き、Crystal Kayがステージに登場する。目にも眩しいスパンコールのボディスーツがライトに照らされキラキラ光り、彼女自身がミラーボールとなって会場をきらびやかに彩った。

クラブチューンのオンパレードとなった前半戦。ライブは「I LIKE IT」で幕を開けた。明るくノリのいいビートが会場に広がり、メロウなボーカルだけでなくラップも披露した彼女。2曲目には「What Time Is It?」を繰り出しクールにボーカルを響かせ、ダンサーと魅せたキレのあるダンスでも会場を沸かせた。代表曲の1つ「Boyfriend -part II-」は、まずは冒頭のサビを途中までアカペラで披露し、客席にマイクを向けると観客が続きを歌うという趣向。会場の大合唱に「最高!」と、感嘆の声を上げた彼女。アップビートに展開するDメロでは、掛け合いののち会場は大歓声に包まれた。
巧みでソウルフルなボーカルも相まって、まさしく海外アーティストのステージといった雰囲気を醸し出した「Kirakuni」。耳に残るどこかクラシカルなメロディと英語の歌詞、そしてビートはJam & Lewisのプロデュースによる。00年代の海外R&Bの息吹を宿した、Crystal Kay印のクラブチューンの名曲の1つだ。そして、軽快なビートに切ない思いをエモーショナルなボーカルに乗せた「Candy」から、「Ex-Boyfriend」へとノンストップでつなぐ。「これ覚えてるでしょ? 一緒に歌って!」サビのキャッチーなメロディを大合唱した会場は、手を前後に揺らして一体に。ダンサーと繰り広げる迫力のダンスパフォーマンスでも会場を魅了した。
女性ダンサーによるアクロバティックなダンスパフォーマンスに続き、後半戦はゲストが続々と登場。ステージ上に設けられたバーカウンターでアルコールを酌み交わしながら、この日限りのコラボレーションが繰り広げられた。
トップバッターはZeebra。ピンクのミニドレスに着替えたCrystal Kayをエスコートしながら登場し「横浜盛り上がってますか!」と第一声。2人がコラボしたのは「hard to say」。オリジナルの作詞とラップに参加したSPHERE of INFLUENCEの兄であるZeebraが、同曲でSPHEREが引用した自身のDREAMS COME TRUEへの客演曲「24/7(Club mix)」をラップするという奇跡に観客は大興奮。Crystal Kayも「Put your hands up!」と促し、会場全体で手を左右に揺らして同曲を楽しんだ。

続いて、京都生まれの人気ラッパーで日本人の父とジャマイカ人の母を持つDaichi Yamamotoが登場し、2021年にコラボでリリースした「Gimme Some」を披露。ダウナーなビートに乗せて、向かい合ってスキルフルなラップを交わした。
「ここで新曲をやります!」との声かけで、奇しくも同じ誕生日のPSYCHIC FEVERのJIMMYとWEESA がステージに駆け出し、この日のために制作した新曲「TWO TWO SIX」が披露された。エキゾチックなビートに〈ワッショイワッショイ〉とお祭りのような掛け声も重なり、ヒップホップナンバーに観客の酒も進む。同じ誕生日の3人がステージ上に揃い、お互いに向けて「ハッピーバースデー」と祝い合う場面もあった。


20年の時を経て再びコラボが叶ったのは、2005年のアルバム『Crystal Style』に収録の「Baby Cop feat. MUMMY-D」だ。MUMMY-Dは花束を抱えて登場し彼女にプレゼントする、さすがのダンディ。掛け合いの部分を女子と男子に別れてコール&レスポンスして楽しむ。「あのときクリちゃんはまだ20歳だった。信じられない」と感慨深げなMUMMY-Dに、Crystal Kayは「ダブル成人式ってことで!」と言って大笑い。
コラボパートを締めくくったのは、Crystal Kayと同い年のEXILE SHOKICHIと1つ下のSWAY。2016年のEXILE SHOKICHIのアルバム『THE FUTURE』でコラボしたパーティーチューン「Rock City」を披露。「ずっと楽しくて、舞台袖でずっと踊ってた」と2人。「実家の自分の部屋で聴いてた曲がいくつもあった。何歳からやってるの?」という問いかけに、Crystal Kayは「13歳」と答えて周囲を驚かせた。


そして今夜のパーティーの進行役、Zeebraの声かけにより、観客と共にバースデーソングを合唱し「Crystal Kay40歳おめでとう!」と声を合わせた会場。ケーキのロウソクの火を吹き消し「すごく幸せ!」と彼女。ここからは「DJ MIX TIME」と題し、Crystal Kayがデビューした00年代前後のヒットナンバーをつないで会場がクラブと化した。当時を彷彿とさせる洋楽にJ-POPの名曲、さらにZeebra、RHYMESTERの楽曲も交えながら、Crystal Kayといい感じに酔いが回ったゲストたちが、入り乱れて歌いラップしてイベントを盛り上げた。
「スペシャルゲストのお兄様たち、本当にありがとうございました。マジで一生の思い出になった」とゲストを送り出したCrystal Kay。集まった観客にも感謝の気持ちを述べる、「この感謝の気持ちを込めて歌います。失敗しても何度でも立ち上がりましょう!」とメッセージを添え、最後に「何度でも」を披露。背中を押す力強い歌声で観客にお返しをした。

アンコールでも止まらなかったサプライズ。彼女を代表するヒットナンバー「恋におちたら」を歌っている途中、「何かが足りない」と言ってライブをストップ。「誰かと一緒に歌いたい!」と言うと、登場したのはJO1の金城碧海。2025年にYouTubeで同曲をデュエットしたことが縁となったコラボ。歌詞の〈この街〉を〈横浜〉に替えて歌い、美しいハーモニーを聴かせた2人。「ツアー準備とか忙しいのに来てくれてありがとう」と感謝する彼女に、「Crystal Kayさんのためならどこへでも“飛んで”行きます。なぜならスカイだから!」と名前をモジってコメントした金城。最後にJO1のライブでお馴染みのプレゼントバズーカを一緒に発射してコラボを締めくくった。



自身初となるバースデーライブのラストは「40代のCrystal Kayも応援よろしくね!」と元気いっぱいに挨拶し、2015年にリリースしたCrystal Kay feat.安室奈美恵 名義の人気曲「REVOLUTION」で未来に向けて力強くジャンプした。
写真◎渡邉隼/Hayato WATANABE
◾️ベストアルバム『ALL TIME BEST 25th Anniversary』
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